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テーマ:心のケア(1167)
カテゴリ:心と体の関係
つい最近のニュースでしたが 元マラソンの選手が コンビニ
での 万引きで逮捕されました。 そこまで 落ちぶれたのか、というみかたもありましたが 今朝 目にした記事は そうなんだ、と納得がいきました。 結論からいうと 盗むという行為は 摂食障害があるひとにとっては 起こりうるということ。つまり 病気からくる「症状」のひとつ ということらしいです。 摂食障害があるひとには 誰にでもというコトではありません。 くれぐれも誤解なきように願います。 この記事を書いたのは ジャーンリストの江川 紹子さん。 その記事に 私の考えも織り交ぜて 紹介させていただきます。 しているスポーツにもよりますが 体重制限をしなければならない スポーツ選手は多いものです。 体操、フィギュアスケート,バレエ その他 『ストレス』からの過食,体重制限から 体重が重たくならないように 嘔吐をくり返すひとたちがたくさんいるのです。 万引きで逮捕された元選手本人も言っていました。 「吐くと体重が減って 調子がよく いい成績が出たので 嘔吐を やめられなくなった。。。。」 彼女は この障害で 入院した事もあったようですが そこでの グループミーティングにおいて 自分のことを話すチャンスを見いだすことが できずに 中途退院しています。 なかじっか 世間に名前が知れていると 人前で 自分をさらけだすのは むずかしいことです。 周囲の期待を裏切ってしまったという罪悪感、後悔もあります。 もともと 周囲の期待を裏切ってはいけないという考えに縛られてしまうひとたちが 多い。 真面目で 責任感が強いひとは 自分を追い込んでしまうわけです。 鈴木真理(本当の漢字は 古いタイプの ま、です)さんは 日本摂食障害学会の 副理事で 医師です。 彼女は この元マラソン選手の事件のあと見た アスリートの写真とか記録から 体型の変化,3カ所の骨折などから 摂食障害の影響が高いと判断していたらしい。 (摂食障害になると 骨量が減り 骨折しやすくなるそうです) 以下 鈴木先生のアドバイスです。 「トレーナーなど周囲のひとが気がついて サポートすべきです。 毎日体重を チェックする、ちゃんと整理がきているかの確認。 本人も指導者も 吐くことを体重コントロールの手法と考えている可能性がある。 そこの認識をまず変えなければならない。」 欧米では 当たり前になっている健康管理が (日本では)適切になされて いないのではないか」と警鐘を鳴らしていました。 正直なところ わたしも 摂食障害と万引きの コネクションは しりませんでしたので 大変参考になった記事でした。 Have a good day ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.23 09:43:49
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