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テーマ:心のつぶやき(591)
カテゴリ:ほのぼの
作者は 31歳の古川 真人 ふるかわ まこと さん。
セイタカアワダチソウは セイタカアキノキリンソウ とも 呼ばれるらしいです。 一輪の花ではなく 長い幹に小さな枝状のものが 上のほうに あり それぞれの枝状の部分に 小さな黄色い花をつけるようです。 別名 代萩。( わたしは 見た事はありません。野に咲く 素朴な花のようです。) 物語の背景は 作者のお母上の出身地である 長崎県平戸市 的山(あづち)大島という 人口約1000人の離れ小島。 小説のモデルになっているのは 作者の祖母らしい。 現代のはなしに 家や島にまつわる歴史やできごとを織り交ぜて あるらしいです。( 江戸時代の捕鯨とか 戦中の満州移民など ) 島の方言もあちこちででてくるようです。 それが 読む人を 温かい ふんわりとした気分にさせるのだと 思います。 作者の写真を見て思った事は やさしそうな坊や、ということ。 今も 島に暮らしている作者の祖母は 「 やさしか子やったけん (芥川賞を)取らせてやりたかね 」と 思っていたそうです。 小説のなかで 久しぶりに島を訪れたひとに 「 お〜い、来たなぁ。 あがんない。」と声をかけるシーンがあるようです。、 作者も お盆とお正月には お墓参りにいっているのだそうです。 人間が住んでいるところには どこにでもドラマがあるものです。 「背高泡立草」 読んでみようと思っているところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.16 12:06:54
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