|
テーマ:健康(344)
カテゴリ:健康知識
わたしのまわりにも 軽度そして重度の糖尿病患者さんたちが大勢います。
薬での治療 インスリン注射 漢方薬 治療法は いろいろありますが 最も大事なことは 食べものです。 どんなものを どれくらい そして いつ食べるか。 もちろん エクセサイズも大事だし ストレスフリーの生活 持っている 体質も関係あります。 きょうは 患者さんの誤解を紹介します。 糖尿病の薬 インスリン注射をしているひとたちにとっては 低血糖になってしまうことが最も危険なようです。 それもあって 医者が 「 手元に チョコレートとオレンジジュースを持って いること 」とアドバイスすることがあるようです。 その意味は 血糖が下がってきたことを感じたら チョコレートとか オレンジ ジュースを 即 口に入れて 危険性を避ける、ということなのですが 患者によっては こういった緊急事態用の食べものを 一日中口にしている 人がいるのです。 医者にしても 患者が 一日中 ジュースやチョコを食べ続けているなどとは 思いもしないので どうして 血糖が下がらないのだろうかと思い 薬の種類を 増やしたり 同じ薬でも もっと強いほうに変えたりしまうのです。 ある日 わたしは 離れた場所に住む知人と そのお仲間たちといっしょに 彼女たちがつきあいがあるひとたちの カラオケリサイタルに出かけたことが ありました。 蛍のお隣に座ったおばあちゃん、彼女は 昔は さぞ美人だっただろうと思われる ひと、しょっちゅう 何かを食べているので 「 何を 召し上がって いるんですか ? 」と尋ねたところ チョコレートとオレンジジュースをだして 見せてくれました。「わたしね 糖尿病なの。だから これを 食べなきゃ 血糖値が下がってしまうのよ。 医者が オレンジジュースと チョコレートを 必ず 手元に持っていること、と言ったので そうしているのよ。」 えっ? 蛍にとっては 初耳でしたので 伯父(医者)に尋ねたり 本を読んだり 主治医に聞いたりしてみました。 そして このおばあちゃんは完全に 医者のアドバイスを誤解しているということ が はっきりわかりました。 彼女は 毎日 三食外食。 毎日 朝 昼 晩 ご主人とふたりで レストラン へ 行って 食事をしていたのです。 それに加えて ジュースとチョコレートです。 私の知る限り 何度も入院していました。 彼女の場合 無知というか 医者のことばを正確に理解していなかったため 血糖のコントロールができなかったので 入院させられていたのでした。 こういう誤解をしている患者さんたちが 結構いるようです。 医者が 唯一心配するのは 低血糖になって 意識がなくなってしまうこと なのです。 医者は 決して 一日中 ジュースやチョコを食べるようには 言ってはいないのです。 わたしは 誤解しているのは 彼女だけかと思ったのですが いろいろな ひとたちが 同じような誤解をしていて 一日中 何か食べているので 血糖値のコントロールができていないことがわかりました。 もうひとつ 悪い例を紹介します。 これは 男性です。 彼は 医者から 3時間ごと食事をするように、と言われたそうです。 ところが 食事の量が極めて多いのです。 ものすごい量です。 食事と食事の間には スナックまで むしゃむしゃ。 コーヒーは 一日中ガブ飲み(ミルク 砂糖入り) 料理をするのが大好き 食べるが大好き 本人曰く「 薬が効かない インスリンも効かない 」 一回にするインスリン注射の量が これまた多い。 効く訳ないでしょうが、 とんでもない食生活をしているわけですから。 太ってくると 体を動かすことがおっくうになりますから 益々 動かなくなってしまって 彼は かなりの肥満です。 そんな 生活を続けていたら 改善されるわけがないのですが 本人は 医者から言われたと言い張り 蛍流に言えば 食べまくり生活。 救えない。。。。。 まだ 50歳なのに 全前歯が抜けてしまっています。 無知とは 怖いものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.12 01:31:54
コメント(0) | コメントを書く
[健康知識] カテゴリの最新記事
|