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ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2018年03月29日
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カテゴリ:美容と健康
平成30年3月24日、午後11時30分頃、「今日も一日歩いて疲れたから、早めに寝よう」と考えていたとき、突然、左の耳に異変が…。

 スイッチが入ったように、ピーという音がいきなり聞こえたのです。ただ、前にも同じような耳鳴りの経験があったので、寝れば治るだろうとそのまま寝てしまいました。

 翌朝、枕もとで、けたたましいカラスの鳴き声が。思わず飛び起きて、周りを見回してしまいました。

 まるで、部屋の中に数羽のカラスがいて、一斉に大声で鳴き始めたような臨場感。すぐそばで羽ばたく音も聞こえて、一瞬、カラスに取り囲まれたのか、と思ってしまいましたね。

 もちろん、そこにあるのはいつもの汚い部屋の風景。

 悪い夢を見たのかと思ったものの、まだカラスの鳴き声がすぐそばで聞こえている。

 朝食を食べているときも、水が流れる音、誰かの話し声、車の走行音、子供たちが走る音など、日頃はあまり聞こえない音が耳に飛び込んでくるのですよ。

 疲れているのかもしれない。

 気分を変えてみようと、外出することにしました。ついでに、図書館へ寄って、本を返そうかと。

 外へ出て、道路を歩いていると、音の大洪水が押し寄せてきました。

 いつもは閑静な住宅街の道。行きかう歩行者もそれほど多くない。なのに、老人たちの話声や子供たちの笑い声、犬が吠えている声などがすぐ近くに聞こえるのです。

 そこへ救急車のサイレンが…。

 すぐ近くに聞こえたので、立ち止まって救急車を探してしまいました。ところが、周りを見回しても姿が見えない。

 普通、これだけ近くにサイレンが聞こえたら、歩行者は立ち止まって注目しますよね。 ところが、誰も立ち止まらず、何事もなかったように歩いているのです。

 これは、ちょっとヤバイかも。

 古い神社の境内にあるベンチで落ち込んでいると、突然、背中の近くで赤ちゃんの泣き声が…。

 見回すと、赤ちゃんはいなくて、傍にお地蔵さまが佇んでいるのでした。

 昔の怪談に出てくるようなシチュエーションですが、自分の体がどういう状態になっているのかは薄々気づいていました。

 これは、耳の病気であり、伝音部ではなく、感音部に障害が起きているのだと…。

 ちなみに、伝音難聴は、外耳や中耳など音を伝える部分に機能障害があるケース。感音難聴は、内耳や聴神経など音を感じる部分に障害があるケースです。

 上記の何の脈絡もない音の数々は、小さくても実際に耳に入っている音なのでしょう。道路に川が流れているように感じても、下を流れる下水の音かもしれないと思いました。

 これら大量の音を脳が取捨選択しているから、私たちはパニックを起こさないでいられるのですね。

 難聴は耳が聞こえづらい状態ですが、こんな変な聞こえ方をしているのは、耳が拾った音の信号を脳へ伝える神経に障害が起きているのではないか。

 すると、突発性難聴という病気が思い当たります。

 片耳だけに起きた障害であることと、突然発症したという点からも明らか。

 突発性難聴という病気を知らなかった昔の人は、上記の症状から、怪談話を創作したのかもしれませんね。

 それはそうと、そんなことを考えている場合ではありませぬ。

 医療ライターをしていることを思い出し、昔書いた病気の本を取り出して「突発性難聴」の項を読んでみました。こちらのブログでも以前紹介した文章です。

 それは、こちら

 そういえば、浜崎あゆみさんもこの病気を発症されたのでしたね。最近では、キンキの堂本剛さんも。

 その時点で、自分が、こんな有名人がなる病気にかかるのかと思いました。しかし、突発性難聴は、私の年代が一番多いものの、老若男女かかわらず、誰でも突然発症する特徴があるのですよ。

 病気の治療で、一番大切なのは、発症後なるべく早く治療を開始すること。

 文章を書いたときは、まさか自分が発症するとは思ってなかったのですが、その言葉の重みをひしひしと感じます。

 なるべく早くとは、少し抽象的ですが、ネットで検索すると、遅くとも1週間。ベストなのは48時間以内に治療を開始することだとか。

 1ヶ月を経過すると、回復の見込みは大幅に減少するのですか。

 今日は日曜日なので、仕事の終わった明日の午後でも耳鼻科に行こうと考えてその日は寝たのでした。

 翌朝起きると、意外に調子は悪くない。

 相変わらず、難聴や耳鳴りは続いていましたが、少し昨日より改善したような。

 結構仕事がたまっているので、2~3日後でも大丈夫だよね、などと考え始めました。

 この時期は、花粉症患者で耳鼻科は超満員になっているだろうし…。

 それでも手遅れになって後悔はしたくなかったので、ネット検索で受診の時期を調べてみました。

 すると、ヒットしたのはこのページ

48時間が勝負! 発症すると怖い『突発性難聴』は全て投げ捨て病院へ

 読んでいるうちに、青くなり、冷や汗がたれていることに気づきました。

 そのまま事務所を飛び出し、近場の耳鼻咽喉科へGO!

 案の定、耳鼻科の待合室は、花粉症患者であふれんばかり。こっちは難病で来ているのに、花粉症程度で受診するなよな…などと、日頃花粉症で大騒ぎしているくせに勝手なことを考えつつ、待つこと一時間半。

 ようやく順番が回ってくると、医師は問診の後、耳を診察しました。そのあと、聴力検査。






 折れ線グラフの上が正常な右耳です。そして、下が病気の左耳。左耳は、中等度の難聴に当たるらしい。

 検査結果を見て、医師は思った通り、突発性難聴だと病名を告げました。そして、なんと「これは、難しいかもしれない」というコメントが。

 48時間以内に受診すれば回復すると思い、割と、気楽に構えていたのですよ。実際は、それより10時間も早い38時間で受診したのに。

 突発性難聴の完治率は、3分の1らしい。3人に1人は症状が改善するものの、難聴や耳鳴りの後遺症が残るのだとか。

 なんと、3人に1人は、ちゃんと治療しても治らないのですか。

 もちろん、上記の完治率は知っていましたが、治療しなかった人が治らないのだと思っていました。

 医学が進歩した現在でも、治療しても3人に1人も治らない病気があるなんて。

 この先、どうなったかはまた次回。実はまだ治療中ですので、治るかどうかはわかりませぬ。


 こういう過酷な状況に陥っていても宣伝です。

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 突発性難聴と糖尿病は関係ないと思われるかもしれませぬ。しかし、糖尿病は、この病気の治療方針に影響を与える病気なのですよ。

 是非、ご覧ください。





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最終更新日  2018年03月29日 16時32分22秒
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お久しぶりです。   びー。 さん
その後調子はいかがでしょうか? 耳の病気怖いですね。

私も最近体調崩し、鼻のかみすぎか急に左耳がこもってる日が続いて・・・
聴こえるけど蓋つきで、みたいな感じでした。今日になり戻りましたが、ビジベンさんのお話を読み、心配になりました。

お忙しいとは思いますが、季節の変わり目でもありますから、くれぐれもご自愛くださいね。

こんな時に不謹慎ですが・・・事情により下記HPに引っ越しましたので、ご報告です。よろしくお願いします。

【別館気まぐれ屋。】
https://blogs.yahoo.co.jp/daifuku2522 (2018年03月31日 23時09分14秒)

Re:お久しぶりです。(03/29)   ビジベン さん
びー。さんへ
おはようございます。
ご無沙汰いたしております。
お気遣いいただき、ありがとうございます。

突発性難聴は、耳が突然聞こえなくなるイメージですが、私の場合は、聞こえ方が変になる感じでした。
突然、発症したことと、片耳だけに起きたこと、耳鳴りを伴ったことで、なんとなく病名がわかりました。

私の父親も難聴だったので、この病気がキッカケになっていたのかもしれません。一か月が経過すると、回復が見込めないそうなので、違和感があったらとりあえず耳鼻科ですね。

新しいベージ、承知しました。また、お伺いさせていただきます。

季節の変わり目は、体調を崩される方が多いので、くれぐれもご自愛ください。
またよろしくお願いいたします。
(2018年04月02日 10時33分36秒)


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