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2019年03月12日
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カテゴリ:国内旅行365

こんにちは。 


 また、間が空いてしまいましたが、今回も、拙著「​​​おもしろ歴史ウォーキング 首都圏編​​​」の中から、内容の一部をご紹介させていただきます。




 

 

 それは、こちら​。

 

今回は、第9章の「弥生時代のムラ、戦国の城跡、歴史博物館の3点セットと里山の自然が満喫できる歴史ファン必見のウォーキングコース」です。

 

横浜市都筑区は、タイトル通り、古代史や戦国時代の歴史ファン垂涎のスポットなのですよ。

 

これだけの環濠集落と戦国の城が、東京のすぐそばに残っているのは驚きです。

 

しかも、歴史スポットをつなぐウォーキングコースには、里山の自然を満喫できる公園も点在しておりまする。

 

都内に住む人には、あまり知られていない穴場だと思います。

 

…ということで、今回は、それらをご紹介しようか、と…。

 全部ご紹介できればいいのですが、諸事情がございまして、さわりの部分だけでご容赦願います。 

 

 

 

1.古いけれど新しい町・港北ニュータウン

 

今回は、神奈川県横浜市都筑区を歩きます。

 

港北ニュータウンの人口急増に伴い、1994年に、港北区や緑区から独立して、あらたに都筑区が作られたのは記憶に新しいところですね。1993年に、横浜市営地下鉄ブルーラインができて、交通の便が良くなりました。

 

さらに、2008年には、横浜市営地下鉄グリーンラインが開業して、私の家からのアクセスも良くなったのです。

 

ニュータウンと呼ばれますが、この地域は弥生時代や戦国時代の史跡が残る歴史スポットでもあります。ここから見たら、むしろ横浜の中心部がニュータウンかもしれませぬ。

 

…ということで、発展著しい横浜市都筑区の観光スポットをご紹介しようか、と。

 

2.横浜・川崎の歴史ウォーキングで知っておきたい杉山神社

 

ウォーキングのスタートは、横浜市営地下鉄のセンター北駅。




 

本来は、駅近くの横浜市歴史博物館で知識を仕入れてから大塚歳勝土遺跡へ行きたいところですが、雨が降りそうなので先に緑豊かな公園の散策から入ろうと思いました。

 

駅前ロータリーのある方へ出て少し歩き、広い区役所通りを渡ると杉山神社があります。




横浜や川崎周辺を歩くと、杉山神社というネーミングの神社をよく目にします。古代から続く由緒正しい神社ですが、なぜこの地域限定で多く点在しているのか、詳しい理由がわからないらしい。

 

実は、隣のセンター南駅にも杉山神社があるのですよ。北駅そばのこちらの神社は、三回ほど場所を移ったそうです。平成になってから、この駅前の一等地に遷座されたのですか。



 

 

地域の守り神として、これからも街の発展を見続けるのでしょうね。

 

3.芝生広場からの眺めが素晴らしい中川八幡山公園

 

杉山神社の裏に立つ高層マンションの横を歩き、次に向かったのは中川八幡山公園。小高い丘になっていて、そこからの眺めは格別でした。





 八幡山というネーミングから、八幡神社か源氏の言い伝えがあるのかと思って調べてみたのですが、由来はよくわからないらしい。






 頂上にある石柱のモニュメントがミステリアスな雰囲気を醸し出しています。頂上付近は広い芝生広場になっており、映画のワンシーンを見ているようでした。


それにしても、この標高差と眺望。しかも、すぐ近くに早渕川が流れているシチュエーションから、例によって城跡をイメージしてしまいます。


 

 

  

実際、この通路の石の配置を見ただけで、食い違い虎口ではないかとの妄想が…。もちろん、これは後世のもの。高低差がある場所が全部、城跡に見えるなんて、ほとんど病気かもしれませぬ。

 

4.駅から5分で里山歩きを堪能できる都筑中央公園

 

中川八幡山公園から早渕川を渡り、次に向かったのは都築中央公園。







 広さは約20へタールと、横浜市都筑区最大の公園で、駅前にありながら緑豊かな里山の自然を堪能できるのですな。

 

水辺の緑道をしばらく歩き、駅前と反対側の「ばじょうじ谷戸口」から入ります。





 入口の近くには、水田のように見える「ばじょうじ谷戸池」がありました。そのすぐ近くにはモノホンの水田が…。





 かつては、棚田のように続いていたのかもしれませんね。遊歩道の脇には、アジサイが咲いています。


 

 

園内の地図を確認し、まずは竹林に囲まれた階段を上ります。





 関東平野と言っても、横浜のこの辺りは、緑豊かな丘が点在しています。この公園も、起伏に富んでいて、谷戸や尾根道歩きを楽しむことができました。





 尾根道を歩いて行くと、境田貝塚の解説板があります。





 貝塚があるということは、縄文時代はこの近くまで海が迫っていたのですな。園内にはいくつも、境田貝塚への案内板がありました。行ってみたら普通の広場なので少し拍子抜けしましたが…。




 ちなみに、この辺りは、春には山桜が美しい花を咲かせるそうですよ。






そこから再び尾根道を戻り、公園の最高所にあるという展望広場へ向かいます。展望広場へ行く途中にあるのが、ステージ広場。

 

ローマの円形劇場のような半円形のすり鉢状の斜面に観客席のベンチが並んでいます。緑に囲まれたステージで、ゆったりイベントを見学したら気持ちいいでしょうね。


 その先の展望広場にあるのが、巨大なリング型のモニュメント。



 

 

存在感はありますが、思ったより眺望が開けていないのが少し残念。でも、緑とシルバーのリングの色合いが絶妙でした。

 

展望広場から、谷を下っていくと、広い池があります。




 これが、宮谷戸の大池。行った日は、スイレンの花を見ることができました。





 近くの保育園の子供たちは、ザリガニ釣りに夢中です。





こんな広い池で普段から自然と触れ合えるのはいいですね。

 

円形広場の方向から池を見ると、後ろの緑の丘に囲まれた姿は一幅の絵画のよう。この写真だけ見たら、奥深い山の中にハイキングに来たように見えるでしょうね。





 ただ、後ろを振り向くと、交通量の激しい大通りがあるのですよ。自然と近代都市のコラボが、一番実感できる場所かもしれませぬ。


 

 

 

5.駅前の一等地に奇跡的に残る茅ケ崎城址

 

都筑中央公園からセンター南駅まで、何と歩いて5分。

 

駅の反対側に回り、本日のウォーキング前半のハイライト、茅ケ崎城址へ向かいます。この城は、横浜市指定史跡。こちらも、駅から歩いて5分くらいですかね。





 来たのは二度目ですが、前とはかなり違った印象でした。前回来たときは、普通の公園と城跡のコラボというイメージだったのです。久しぶりに行ったら、城跡に特化して整備されたのがわかりました。





戦国時代ファンが、城跡デビューするなら最高の場所でしょうね。茅ケ崎城は、いわゆる丘城で、戦国時代の山城を訪れるリスクがほとんどありませぬ。ヤブをかき分けることなく歩け、崖をよじのぼることも、イノシシに出会うこともない。

 

標高差もあまりなく、歩道が整備されているので、子供やお年寄りでも気軽に楽しめます。しかも、城の各施設の解説板の内容も、詳しくて、かつわかりやすいのですよ。





 それはいいのですが、だんだん雨が強くなってきて、もはや土砂降り状態。





 それでも、遊歩道が整備されており、それぞれの郭の広場も芝生が植えられていて、問題なく見学できました。こんな雨の中、城跡を歩いている物好きは私だけでしたが…。




 


空堀や土塁も戦国時代の野趣あふれる雰囲気が残っています。住宅街のど真ん中に、これだけの城跡が残ったのは奇跡ではないかと感じましたね。







 まずは西郭から見ていきます。





茅ケ崎城は西郭、中郭、東郭が直線上に並び、中郭の北に北郭がある構造。現在の遊歩道は空堀を通っていますが、当時はどんな通路を通って城の中枢部に入ったのでしょうね。





 直線状の三つの郭は土橋で接続されていた痕跡が残っているらしい。西郭の土塁部分の面積が大きいことに驚きましたが、二段になっていたのかもしれませぬ。



 

 

高い土塁の下の道を通って中郭へ。





 中郭は一番長いところで100メートルもあるのですか。解説板には、倉庫の跡の礎石は残っていたものの、居住用の建物の礎石は見つかっていないと書かれていました。





これだけの広さの郭を、倉庫や広場として利用していたのですな。それでは城主はどこに住んでいたのかと言うと、城の下にある根小屋と呼ばれる場所に住んでいたらしい。

 

もっとも、戦国時代の山城は、普段は不便な山頂部分に住んでいられないので、山麓の居館にいました。それにしても、標高15メートルの茅ケ崎城も同じだったのですかね。





茅ケ崎城は、きっと有事の際のシェルターの役割をしたのかも。戦国の山城ほどの防御力はなくても、数日しのげれば近くの小机城などから援軍がやって来ることができます。

 

この中郭からはさまざまな土器が発掘されたようで、これを使って、当時の侍たちがどんな生活を送っていたのだろうと妄想が膨らみました。





 実は、これだけ立派な遺構が残っているのに、茅ケ崎城は、正確な築城の時期はわかっていないそうなのです。


 

発掘調査の結果では、14世紀から15世紀にかけての遺物が見られたとのこと。それは、北条氏が関東を支配する前で、上杉氏によって築かれた城だと考えられているらしい。実際、上杉氏のものと思われる出土品も多く発掘されているそうです。

 

その後、北条氏の支配地に組み込まれた際、この地域の中核的な城である小机城の支城として改修されたと考えられるのですか。両者は、構造的な共通点もいくつかあるそうです。

 

6.「戦国の城」入門者に最適な城跡・茅ケ崎城

 

前に、茅ヶ崎城は、戦国の城郭入門者にうってつけの城と書きました。案内板は、平面図とわかりやすい文章が組み合わされ、素人でも理解できそうです。全部読んでいくと、城跡ウォッチングの基本がマスターできると感じました。

 

江戸時代の城で言うところの二の丸に当たる中郭の北には、北郭があります。虎口を守る巨大な土塁があり、防衛上重要な役割を担っていたのがわかります。







 ここには井戸の跡も残っていて、解説板には、20リットルポリタンク1000本分の水を確保できたと書かれていました。



 

 

このあと、詳細に茅ヶ崎城の見どころをレポートさせていただきました。

 

もう一つの一押しスポットは、大塚・歳勝土遺跡。なんと、弥生時代中期の大規模なムラである環濠集落が復元されているのですよ。

 首都圏で、ミニ三内丸山遺跡やミニ吉野ヶ里遺跡を体験できるのですから、お得感バツグンですね。入場料が無料なのもうれしい。 

続きは、是非、​​こちら​​をご覧ください。

 

​​おもしろ歴史ウォーキング 首都圏編​​」

 

 

 

 

 

(参考)

第9章 弥生時代のムラ、戦国の城跡、歴史博物館の3点セットと里山の自然が満喫できる歴史ファン必見のウォーキングコース 横浜市都筑区
1.古いけれど新しい町・港北ニュータウン
2.横浜・川崎の歴史ウォーキングで知っておきたい杉山神社
3.芝生広場からの眺めが素晴らしい中川八幡山公園
4.駅から5分で里山歩きを堪能できる都筑中央公園
5.駅前の一等地に奇跡的に残る茅ケ崎城址
6.「戦国の城」入門者に最適な城跡・茅ケ崎城
7.江戸時代の豪農の暮らしを体感できる都筑民家園
8.弥生時代の集落と墓地のコラボが貴重な大塚・歳勝土遺跡
9.城のルーツとも言われる環濠集落
10
.弥生時代のムラの風景がイメージできる
11
3万年にわたる横浜の歴史を把握できる横浜市歴史博物館







最終更新日  2019年03月12日 15時14分36秒
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お久しぶりです。   びー。 さん
Yahoo!ブログが閉鎖になるので、楽天にまた戻ることにしました。
ただ今、自力で過去記事引っ越し中です(苦笑)。

横浜市都筑区は訪れたことがありません。興味深いです。
また時々、お邪魔します。 (2019年03月17日 23時40分21秒)

Re:お久しぶりです。(03/12)   ビジベン さん
びー。さんへ
こんにちは。
お久しぶりです。
私も、google+が閉鎖されるので、ツイッターとこのブログがメインになりそうです。外資系のメディアは、儲からないとすぐ撤退するので困りますね。
…といっても、楽天ブログも今まで通り細々と続けることになりそうですが。
昔みたいに、楽天ブログも活気を取り戻すといいと思いました。
また、よろしくお願いいたします。
(2019年03月18日 13時42分06秒)


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