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2019年07月11日
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カテゴリ:国内旅行365

こんにちは。

 

先々週、新刊「おもしろ歴史ウォーキング 東京編2​」が出版されました。



 

今回は、前回に続いて、その前作「おもしろ歴史ウォーキング 関東編​​​​」からのネタです。



 

ご紹介するのは、第6章の「江戸時代の庶民の心を鷲づかみにした秘密に迫る! 成田山新勝寺を歩く 千葉県成田市」。

 

 私の長いウォーキング人生において、一つのお寺とその門前町だけで、丸一日を費やしたのは、成田山新勝寺だけでした。

 

 それだけ、境内が広大で、見どころがたっぷりあるからでしょうね。

 

 歩いているうちに、このお寺が江戸時代のワンダーランドとして、多くの人たちを惹きつけた理由がわかりました。

 

 新勝寺の魅力の詳細なレポートをご覧いただければ幸いです。

 

 

1.初詣人出ランキング全国第3位の秘密に迫る旅


今回ご紹介するのは、成田山新勝寺。

 

新勝寺といえば、2018年の初詣人出ランキングでは堂々、全国第3位のお寺ですね。私が成田へ取材に行った年は2位でした。

 

ちなみに2018,年のトップは明治神宮。2位は川崎大師で、毎年激しい2位争いを演じています。

 

交通の便からいったら、東京に近い川崎大師に軍配があがります。それでも、例年2位を争っているのですから、根強い人気があるのですね。

 ご利益はもちろん、お寺としての魅力的な要素を備えているのでしょうか。

 と、その謎を探るべく、成田駅へ。

 

写真は少し前のものですので、若干景観が変わっているかもしれない点、ご容赦ください。

 成田山新勝寺へ向かう表参道は、JR成田駅と京成成田駅からほぼ同じ距離にありました。

 

2.門前町も、魅力的な木造建築がいっぱい

 参道をテクテク歩くと、道の左右には、古いみやげ物店、飲食店、旅館が軒を連ね、歴史のある門前町の風情が感じられます。




 ようかん一筋で創業110年以上を誇る米屋という和菓子屋さんの裏に「成田羊羹資料館」なるものがあると聞いたので、行ってみることにしました。入館料無料なのがうれしい。




中には、大正時代の番頭台や創業者のプロフィール、羊羹の歴史、昔の羊羹作りの道具が展示してありまする。

 昔の羊羹のパッケージなど興味深い展示品がありましたが、なんと言っても目を引いたのが岩下志麻の若い頃のポスター。当時の米屋のようかんのイメージキャラクターは岩下志麻だったのですか。

 現在は、極道の妻とか、北条政子みたいな強面のキャラですけど、清純路線の写真が目を引きました。

 米屋から程近いところにある建物が、薬師堂。





それほど大きくないし、よくあるお寺の本堂だと思ったら、なんとこの建物は、前の前の成田山新勝寺の旧本堂だったらしい。新勝寺建物としては、現存する中で最も古いのだとか。

 1655年に建立され、1855年に現在地に移転したのですね。





 新勝寺がすごいのは、現在の本堂はもちろん、前の本堂も境内に残っていること。

 お寺の発展とともに本堂も大きく立派に成長してゆくのですね。ビルのワンルームから高層ビルのテナント、そして自社ビルの建設へと成長するベンチャー企業を想像してしまいました。

 

新勝寺へ向かう表参道を歩き続けると、道は徐々に下り坂に。




 晴れた青空の向こうに、巨大な伽藍と三重塔が望めます。この辺りは、京都の古刹といった雰囲気も漂っていますね。

 思わず、道の左手に見える巨大な木造建築に足が止まります。





 これが、あの大野屋旅館なのですか。

 木造4階建てで、最上階は望楼になっている。昭和12年の建築というから、築80年以上になるのですね。





 3階の大広間には能舞台もあると聞きました。城とか、巨大な木造建築には目がないので、長い時間見とれていました。望楼に登れば、城の天守閣気分が味わえるかも。

 うう、泊まりたいっす。

 大勢の観光客がこの建物を見上げていましたが、道の先のほうでも人だかりができている。なんじゃ~と私も向かいます。





 多くの観光客が眺めて、写真を撮っている先は、店頭でうなぎをさばいている風景でした。

 うなぎが熟練の職人さんの手に掛かると、あっという間にさばかれて蒲焼の状態に

 よく見ていると、目打ちをする直前に、首筋を包丁で少し切るとか、骨を身からはがすときの独特の包丁の動かし方とか、長年培った工夫があるのでしょうね。見ていて興味はつきませんでした。

 外国の観光客は珍しいのか、瞬きするのも忘れて見入っていたのが印象的でしたね。

 

3.新勝寺と市川団十郎の深い関係

 すぐ近くにあるのが、成田観光館。

 例によって「無料」という二文字に吸い寄せられるように入っていきます。

 ここは、パンフレットが置いてあるだけの観光情報コーナーかと思ったら、博物館のような展示もあってなかなかでしたよ。




 江戸時代から成田参詣は盛んだったようですね。

 それというのも江戸時代、江戸でたびたび成田不動の「出開帳」が行われたのだとか。

 今で言えば、「法隆寺展」や「東大寺展」が東京で行われるみたいなものだったのでしょうか。

 当時、それが大きな評判を呼んだのは、歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗ったということからもわかります。

 展示コーナーには、庶民が成田参詣をするために街道や川を使って移動している様子が絵や人形で表されていました。ほかにも、成田祇園祭で実際に引き回される山車も展示されていて、お得感抜群。

多くの観光客が素通りしてしまうのはもったいないですよ。

 

4.成田には知る人ぞ知る剣豪の墓がある

 

成田山新勝寺周辺にも観光スポットがあるのですよ。

 

それは、小野忠明、忠常の墓。




 どちらかというとあまり有名ではない歴史上の人物かもしれません。しかし、剣豪ファンにはたまらない小野派一刀流の開祖ですよ。


 二人は親子で、徳川家の「剣術指南役」として活躍したのですな。
 
 新勝寺の門前を過ぎ、成田高校の横の坂を上って行くと、小高い丘に二人の墓はひっそりと佇んでいました。





 以前、上記の写真をネットにアップしたところ、有名な歴史雑誌の編集部から紙面に使わせて欲しいというメールをもらったことがありました。

 

わりと貴重な写真だったのかも。

 柳生但馬守宗矩や柳生十兵衛みたいに、あまり時代劇には登場しないようですが、昔読んだ剣道の本には、かなりのページを割いて「小野派一刀流」が紹介されていたのを覚えています。

 しっかりお参りして剣豪のパワーをもらったあと、いよいよ新勝寺へお参りです。

 

5.壮大な建築物で埋め尽くされる新勝寺の境内

 

まず、出迎えてくれるのは巨大な総門。





 やけに新しいなと思ったら、これは開基1070年記念事業として2006年に竣工したのだとか。総欅造りで、高さは15メートルもあるのですか。

 総門をくぐり、急な階段を上ると、次に出迎えてくれたのは、仁王門。





 これは重要文化財ですか。江戸時代末期の建築なのですな。

 仁王門の奥に池があり、橋が架けられています。

 参拝客が皆、橋から池を覗いている。



 

何々、と見ると、亀が何匹も泳いでいました。池の真ん中に岩でできた島があり、それも上から見ると亀の形をしています。

 池の周りは崖になっていて、古い石碑がたくさん取り囲んでいる風景は、歴史を感じましたね。




 表参道を歩き、豪壮な総門と歴史のある仁王門をくぐって、大本堂へ。




 
 急な階段を上りきると、いきなり視界がパッと開けました。青空にむかって毅然と建つ大本堂が目にまぶしい。

 

 

 (以下略)

 

このあと、いよいよ新勝寺の数多くの建築物や広大な庭園の魅力を探ります。

 

大本堂にお参りするまでに、これだけの文字数が必要でしたが、ここからがまた大変です。

 

そういえば、一つのお寺の紹介だけで、一本の記事を書いたのも初めての経験なのでした。それだけ、見どころが豊富なのか、と…。

 

新勝寺の魅力について、さらに知りたい方は、是非、​​こちら​​をご覧いただければ幸いです。

 

​​おもしろ歴史ウォーキング 関東編​​」



 

 

(参考)

目次より

はじめに

第1章 ユネスコの無形文化遺産・和紙の里だけではない、攻め手を惑わせる山城散歩 埼玉県小川町・東秩父村

1.和紙の里だけではない小川町と東秩父村

2.つい足が止まってしまう、小川町の魅力的な建築物

3.つつじに彩られた山城ファン必見の腰越城

4.攻め手を惑わせる罠が仕掛けられた囮小口

5.東京近郊で「村」の魅力を堪能できる東秩父村

6.妖怪アンテナならぬ城アンテナが反応した寺院がある

 

第2章 あじさいと川辺と太陽がいっぱい! 癒しスポット満載の東日本最小面積の町を歩く 神奈川県開成町

1.あこがれのロマンスカーの運転席に座ろう

2.酒匂川沿いの遊歩道には、昔の治水工法の展示物がある

3.あじさいと水田や山、青空との相性はバツグン

4.町民が手作りで盛り上げる開成あじさい祭り

5.あじさいと水車小屋との相性もバツグン

6.開成町の重要文化財第一号は江戸時代の豪邸

 

第3章 徳川家康が愛した日本の原風景が味わえる町は、古城と湖のミステリースポットも魅力的 千葉県東金市

1.東金の地名にまつわるエトセトラ

2.池に見える美しい湖・八鶴湖

3.心に染み入る美しい鐘の音色のお寺

4.昭和の時代にも活用された可能性がある東金城

5.徳川家康が寄進した杉並木の巨木がある

6.湖に見える東金のミステリースポット・雄蛇ヶ池

 

第4章 高速バスで東京からわずか2時間! 房総山中にある徳川四天王の城下町を歩く 千葉県大多喜町

1.海の上を走っているような気分になる高速バス

2.城内に現存する日本一の大井戸がある

3.断崖絶壁の上に建つ白亜の天守閣

4.人気のいすみ鉄道の本社がある

5.なんでも鑑定団の元鑑定士の実家は重要文化財

6.徳川四天王の勇将が今も守る城下町

7.金田一耕助シリーズの舞台になった旅館がある

 

第5章 下野国国分寺、国分尼寺、栃木県最大規模の古墳など古代史ファン垂涎の観光スポットが目白押し 栃木県下野市

1.古代の栃木県の県庁所在地・下野市

2.古の風景をイメージできる静かな散歩道

3.栃木県最大規模の古墳がある

4.紫式部の墓があるってホント?

5.礎石だけでも一見の価値ある国分寺跡と最近まで幻の寺だった国分尼寺

 

第6章 江戸時代の庶民の心を鷲づかみにした秘密に迫る! 成田山新勝寺を歩く 千葉県成田市

1.初詣人出ランキング全国第3位の秘密に迫る旅

2.門前町も、魅力的な木造建築がいっぱい

3.新勝寺と市川団十郎の深い関係

4.成田には知る人ぞ知る剣豪の墓がある

5.壮大な建築物で埋め尽くされる新勝寺の境内

6.新勝寺の名前は、有名な武将の乱に由来する

7.成田は江戸時代のワンダーランド?

8.たっぷり仏教世界に浸ることができる平和大塔

9.三つの池が縦に並ぶ成田山公園

 

第7章 ハイカラな街の歴史的住宅と路面電車、昔あった競馬場をめぐる横浜・根岸散歩 横浜市中区

1.洋画のワンシーンのような根岸外人墓地

2.昔は競馬場だった根岸森林公園

3.馬に興味がなくても意外と面白い、馬の博物館

4.起伏ある土地に建つ白滝不動尊と根岸八幡神社

5.港が見えた大正時代の名建築・柳下邸

6.本物の市電に触れることができる横浜市電保存館

 

第8章 日本の川の長男・坂東太郎に抱かれる花の町は、魅力的な歴史スポットがいっぱい 千葉県神崎町

1.田園風景を描いた洋画のような風景

2.多くの城跡にわくわくする神崎城

3.戦国の城跡と貝塚、古墳、古刹が一度に楽しめる

4.日本の川の長男・坂東太郎の絶景が拝める

5.神崎神社と水戸光圀ゆかりのなんじゃもんじゃの木

 

第9章 昭和の風景を楽しみながら、関東三大不動尊や白龍伝説のある古刹などを巡る旅 埼玉県加須市

1.加須の読み方と由来にまつわるエトセトラ

2.加須の歴史を感じさせる古社と古刹

3.昭和をイメージするアイテムがいっぱいの加須市内

4.邪悪な白龍伝説と大イチョウが注目の龍蔵寺

5.加須には関東三大不動尊のひとつがある

 







最終更新日  2019年07月11日 13時20分22秒
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