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2020年05月02日
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カテゴリ:国内旅行365

こんにちは。

 

いよいよGWですね。

 

ところが、今年のGWは大変な事態に…。

 

新型コロナウイルスの攻撃が開始した当初は、籠城戦が、GWまで及ぶとは思いませんでした。

 

私も、おかげで、予定していた戦国の城めぐりは、すべて自粛です。

 

家で読書やビデオもいいけれど、外をほっつき歩くのが好きな人間にとっては、ストレスがたまるばかり。

 

仕方なく、これまで自分が書いた「おもしろ歴史ウォーキングシリーズ」を読み返しているのですよ。

 

手前みそになりますが、外を歩いている気分が味わえて、意外と気分が晴れることを発見!

 

…ということで、いよいよ4月発売の最新刊「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編​​​」からのネタです。




 

ご紹介するのは、第1章の『 絶景とスリルに満ちた駅伝歴史ハイクで、エメラルドの伝説に挑む 埼玉県小川町 』

 

諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。

 

すべての記事は、​こちら​ですよ。

 

是非、本書もご覧いただければ幸いです。

 

ちなみに記事は、今年の正月に行った時のもの。取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 

 

 

1.新春恒例の駅伝ハイクin埼玉県小川町 

 

 今回は、埼玉県の小川町を歩きます。

 

行った日は、正月2日。箱根駅伝で世間が盛り上がっている頃でした。

 

10年ほど前、同じ正月に、小川町の山をハイキングしたことがあるのですよ。そのとき、ポータブルラジオで箱根駅伝の実況を聞きながら登ったら、かなりパフォーマンスが上がった記憶があります。

 

駅伝の沿道からの大声援と山の神のパワーのお裾分けがもらえますからね。

 

久しぶりに、当時の興奮を味わってみようか、と…。

 

ちなみに、今回歩くのは10年前とまったく同じコース。当時の中継点の通過時刻も記録してあるから、駅伝形式で若い頃の自分と戦えるという趣向です。

 

体力がアップしているとは思えないから、どれだけタイムの低下を抑えられるかがカギになるでしょうね。

 

2.第1中継所は、名前負けしない眺望の金勝山

 

 スタート地点は、大手町の読売新聞本社前ならぬ東武東上線の東武竹沢駅前。



 

 午前10時、カラスの鳴き声とともに駅前を出発し、第一中継所となっている金勝山を目指して歩き出します。

 

 急な上り坂もありましたが、多少息を切らしただけで、金勝山に到着。

 

金勝山は、きんしょうざんと読むそうですが、読み方と並ぶ漢字は、なかなかゴージャスなイメージ。名前の由来は、あとで調べてもよくわかりませんでした。

 

標高は264メートルとあまり高くはないですが、頂上からの眺望は、ゴージャスな名前に恥じないものでした。



 

 正月ということで空気がきれいなのと、樹木の葉っぱがないため、遠くまで見通すことができます。

 

 山々が折り重なるように広がる景色は、心の中も開放されるような気分になりますね。



 

 そういえば、10年前に来たとき、急に雨雲がやってきて、ずぶ濡れになってしまったことを思い出しました。

 

 今と同じように晴れていたのに、ザーッと雨が降り、すぐ止んだものの、冷たい風に直撃されたのですよ。雨と風で体温が奪われ、一瞬で南極のブリザードの中に取り残された気分になりました。

 

 そんな思い出が映画のワンシーンのように蘇ります。旅の悪い思い出ほど、懐かしく思い出される今日この頃。

 

 金勝山から少し下ったところに県立げんきプラザという施設があります。




 頂上にプラネタリウムある特徴的な建物ですが、そのデッキからの眺めも格別です。




 

 そこからは、これから向かう中継所の官ノ倉山と石尊山を眺めることができました。

 

3.第2中継所は、エメラルドグリーンの天王沼

 

 金勝山を下り、東武竹沢駅に戻って、なだらかな田園風景のなかを歩きます。実はここからが本来のハイキングコース。

 

そのコースの総歩行距離が8.4キロメートルで、10年前の私には少し物足りなく感じました。そこで金勝山の往復をトッピングしたのです。

 

 前回と比べて、今回のほうが時間的には先行しているような。もちろん、前回は豪雨と突風というアクシデントがあったからですが…。

 

 ラジオの箱根駅伝の実況中継によれば、先頭集団は、3区から4区の比較的平坦なコースにかかっている模様。

 

 駅伝の選手と同じように、真上から初春の陽射しを受け、じんわりと汗がにじみます。



 

 静かな里道の終わりにあるのが三光神社。





 解説板によれば、鎌倉幕府の基礎をなしたと言われる児玉党の一族竹沢氏によって創建されたらしい。


 

 

 参道を塞ぐように立つ御神木の杉の存在感がすごいですな。

 

 本殿にお参りしたあと、前の道を進むと、次第にコースはゆるやかな登りにさしかかります。

 

 やがて目の前に、深い緑に抱かれたエメラルドグリーンの沼が見えてきました。




 これが天王沼。

 

 人っ子一人いない静謐な水辺の景色は、お正月ならではかも。


 

  

 それほど大きくも、たぶん深くもないけれど、この雰囲気は、昭和のグループサウンズの名曲「エメラルドの伝説」の風景をイメージしてしまいます。



 

 誰もいなかったので、ショーケンの真似をして、エメラルドの伝説を唄います。

 

 静かだった森に、オヤジの変な声が轟き、野鳥がどっと逃げていってしまいました。

 

 ここはサンクチュアリの表示はなかったけれど、一瞬でも野鳥の安寧を阻害してしまったのかもしれませぬ。

 

4.過去を思い出す薄暗い杉林を貫く九十九折りの山道

 

 私も逃げるように沼を離れ、山道へ分け入ります。

 

 イヤホンを通して聴こえる箱根駅伝の実況中継は、小田原中継点を過ぎ、いよいよ登りの5区へ。

 

 曲がりくねった急な上り坂。芦ノ湖のゴールまで、標高差864mを一気に駆け上がる難コースですな。

 

 私がこれから登る官ノ倉山の標高は、それよりはるかに低い344メートルですが、こちらも急な九十九折の山道が続きます。

 

 かなりきつい登りでしたが、ラジオから聴こえる沿道の応援の声のおこぼれを預かり、元気をもらいながら登っていきます。

 

 このキツイ坂を上るのは、今回で3回目。1回目は30年前のサラリーマンをしていた頃でした。仕事のストレスも、山の澄んだ空気を思い切り吸い込んだら一気に解消したことを覚えています。

 

 が、しかし…。

 

 その後、花粉症という不治の病を発症し、杉林の中を歩くと、鳥肌が立つ心と体になってしまいました。

 

 もし、花粉が飛んでいる時期に、ここを歩いたら、呼吸困難で命にかかわるかもしれませぬ。



 

 30年という月日が、越えられない溝を作ってしまったのですね。

 

 ああ、杉林を見て癒される、あの頃に戻りたい。

 

 ブルーな妄想に苛まれながら、ひたすら上を目指します。

 

5.第3中継所は、360度の大パノラマの官ノ倉山と石尊山

 

 ようやく急な登りが終わり、官ノ倉峠に出るとここからは山頂まで最後の登り道。



 

 岩場が滑るのでなかなか大変でした。しかし、ようやく今回のハイキングの最高点の官ノ倉山に到着。



 

 山頂に立つと、そこは別世界でした。



 

 標高はそれほどないものの、まわりに高い山がないから見晴らしが良い。

 

 新春の陽光が、360度の見渡す限りの大パノラマを照らします。天気のいい日は、東京スカイツリーが見えるらしい。

 

 ただ、東京の方角がどっちかわかりませぬ。遠くは多少霧がかかっているから、わかっても見えないかもしれませんが。

 

 一つだけ残念なのは、官ノ倉山の頂上に立った時は、すでに箱根駅伝の選手が芦ノ湖のゴールテープを切った後だったこと。

 

 一緒にゴールしていれば、優勝校に対する大声援のお裾分けがもらえたのに。

 

 そんなセコいことを考えつつ、遠くから見るとフタコブラクダの背中のようになっている石尊山へ向かいます。




 

 こちらも急な下りと上りに多少てこずりましたが、ほどなく石尊山の山頂へ。



 

 標高はなんと、344.2メートルですと…。

 

 官ノ倉山が344.7メートルだから、50センチしか高さが違わないのですね。

 

 フタコブラクダの端のコブに位置する石尊山は、視界が開けていて、晴れた日は筑波山や日光の山並みが望めるらしい。



 

 それらがどの山かわかりませんでしたが、これから向かう小川町の市街は手に取るように眺めることができました。

 

6.フィールドアスレチック好きにはたまらない鎖場がある

 

 山頂から降りようとすると、急な岩場。しかも、今度は急斜面に鎖場までありまする。




  

(以下、「​おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編​」に続く)

 

 このあと、鎖につかまりながら、絶壁を下りるのですが、ここまで、少し違和感を持った方も、いらっしゃるかもしれません。

 

 普通のハイキングで、歴史とはあまり関係ないではないか、と…。

 

 確かに、このままだと「おもしろ普通のハイキング 最新関東編」というタイトルになってしまうかも。

 

 でも、ご安心ください。このあと、古墳時代後期に作られた古墳と戦国時代の城跡が登場しますよ。

 

 埼玉県最大級の方墳・穴八幡古墳と住宅地に奇跡的に残る中城跡です。




 

 穴八幡古墳は、二重に取り囲む周溝と存在感のある石室が素晴らしい。中城跡も、空堀と土塁がよく残っていますね。

 

 どちらも、住宅街の中に、これだけインパクトのある遺構が残ったのは奇跡的ですな。

 

 ほかにも、エメラルドの伝説の謎が明かされる?など、見どころが目白押し!

 

関東の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、​​こちら​​をご覧いただければ幸いです。

 

​​おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編​​」




 

(参考)

目次より

第1章 絶景とスリルに満ちた駅伝歴史ハイクで、エメラルドの伝説に挑む 埼玉県小川町
 1.新春恒例の駅伝ハイクin埼玉県小川町 
 2.第1中継所は、名前負けしない眺望の金勝山
 3.第2中継所は、エメラルドグリーンの天王沼
 4.過去を思い出す薄暗い杉林を貫く九十九折りの山道
 5.第3中継所は、360度の大パノラマの官ノ倉山と石尊山
 6.フィールドアスレチック好きにはたまらない鎖場がある
 7.第4中継所は、埼玉県最大級の方墳・穴八幡古墳
 8.駅伝ハイクのゴールは、住宅地に奇跡的に残る中城跡

第2章 美しい花々と緑にあふれる智光山公園と日本三大夜戦にも関わった柏原城を歩く 埼玉県狭山市
 1.広大な芝生広場とさまざまな花に出会える狭山稲荷山公園
 2.大河ドラマの名シーンを今に伝える影隠地蔵
 3.53.8ヘクタールの敷地に、動物園や植物園などの施設が点在する智光山公園
 4.花菖蒲園と都市緑化植物園は、美しい花々と緑がいっぱい
 5.関東管領・上杉憲政が半年間も陣を敷いた柏原城
 6.北条氏飛躍のターニングポイントになった三ツ木原古戦場跡

第3章 航空の町・所沢は、飛行機やヘリコプターだけでなく、伝説や歴史スポットもいっぱい 埼玉県所沢市
 1.日本の航空発祥の地・所沢
 2.南北朝時代の武将の伝説が残る薬王寺
 3.春には見事な桜並木が楽しめる東川沿いの遊歩道
 4.関東一の木造閻魔像がある長栄寺
 5.日本初の航空機専用飛行場の跡に作られた所沢航空公園
 6.50ヘクタールの広さの園内に、航空関連のアイテムがいっぱい
 7.歴史的な飛行機やヘリコプターが満載の所沢航空発祥記念館
 8.戦後初であるとともに、唯一の国産旅客機YS-11

第4章 鎌倉時代から続く栃木の名門・小山氏ゆかりの城跡、神社仏閣を歩く 栃木県小山市
 1.都心からのアクセスが良く、魅力的な歴史スポットが満載の小山
 2.小山氏の菩提寺であり、境内に残る土塁や空堀が見事な天翁院
 3.藤原秀郷の子孫といわれる名門小山氏の居城・小山城
 4.戦国オールスターキャストの小山評定所跡と将軍家の宿泊所であった小山御殿
 5.須賀神社と思川沿いの散歩道
 6.小山氏の本拠地になったこともある国の史跡・鷲城
 7.今も土塁が残る小山氏の城館・神鳥谷曲輪跡

第5章 観光スポットとしての期待が高まる戦国の城のツートップ・津辺城と成東城 千葉県山武市
 1.山武市の呼び方を知っていますか?
 2.駅から歩いて行ける戦国時代の魅力的な城が2つも
 3.台風15号の被害で、さらに難攻不落になった津辺城
 4.倒木と複雑な縄張りに阻まれ、攻城戦に敗北
 5.訪れるたびに新たな発見がある成東城
 6.推定本丸と推定二の丸の謎

第6章 眺望バツグンの波切不動尊と「野菊の墓」の作者ゆかりの土地を歩く 千葉県山武市
 1.清水の舞台のような建物が目を引く波切不動尊
 2.天平、平安時代のもっとも有名な僧ゆかりの寺院 
 3.お参りするのを忘れるほどの見事な眺望
 4.日本初の天然記念物に指定された食虫植物群落がある
 5.名作の主人公の銅像が印象的な伊藤左千夫記念公園
 6.野菊の墓の雰囲気を今に残す伊藤左千夫の生家
 7.野菊の墓の作者の意外な前職に驚く山武市歴史民族資料館

第7章 東京近郊のラビリンス、北総線沿線の歴史・絶景スポットを歩く 千葉県松戸市・市川市
 1.住みやすさで人気上昇中の北総線沿線
 2.迷宮の地図のようなウォーキングガイド
 3.川が流れていない場所にある橋をさがせ
 4.広島の厳島神社のミニ鳥居が印象的な神社がある
 5.単独の貝塚としては日本で一番規模が大きいと言われる曽谷貝塚
 6.畑や原っぱに、縄文時代の白い貝殻が散らばる

第8章 平将門伝説に彩られた土地と尾瀬の湿原をイメージできる大町公園を歩く 千葉県市川市 
 1.平将門にまつわる伝承とゆかりのお寺
 2.万葉集にちなむ植物が楽しめる市川市万葉植物園
 3.さまざまな古刹にみられる現代との接点
 4.平将門築城伝説もある戦国の城・大野城
 5.ダウンタウンの「笑ってはいけない」に似た伝統行事がある駒形大神社
 6.動植物園、アスレチックなど魅力満載の大町公園
 7.尾瀬の湿地帯の木道を歩く気分が味わえる

第9章 クレヨンしんちゃんだけじゃない! 歴史スポット満載の宿場町・粕壁を歩く 埼玉県春日部市
 1.日光道中四番目の宿場町・粕壁
 2.江戸時代の粕壁宿にタイムスリップできる春日部市郷土資料館
 3.歴史アイテムを堪能できる宿場町そぞろ歩き
 4.巨大なモニュメントとライトアップが楽しい古利根公園橋
 5.南北朝時代の非業の武将、春日部重行の墳丘が残る最勝院
 6.春日部氏の居館跡に建つ春日部の総鎮守・八幡神社

 







最終更新日  2020年05月02日 14時03分07秒
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