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2020年05月30日
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カテゴリ:国内旅行365

こんにちは。

 

今回も、4月発売の最新刊 「​​おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編​​​」からのネタです。



 

ご紹介するのは、第3章の『 航空の町・所沢は、飛行機やヘリコプターだけでなく、伝説や歴史スポットもいっぱい 埼玉県所沢市 』

 

諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。

 

すべての記事は、​こちら​​ですよ。

 

是非、本書もご覧いただければ幸いです。

 

ちなみに記事は、201912月に行った時のもの。取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 

 

 

1.日本の航空発祥の地・所沢

 

今回は、埼玉県の所沢市を歩きます。

 

 所沢は、2019年にパシフィック・リーグ優勝を果たした西武ライオンズの本拠地がある場所として全国的に有名ですね。ここはまた、日本の航空発祥の地でもあるそうなのですよ。

 

 CAのお姉さんが一杯いるJAL・日本航空発祥の地ではありませんので念のため。 

  

 …ということで、12月初頭の晴れた日、私は西武線の所沢駅に降り立ちました。



 

大企業西武の城下町だけあって、広さと賑わいは東京に負けていませんね。

 

 西口駅前にある何の変哲もない商店街。



 

 これは、プロぺ通りというのだそうな。プロぺとは、プロペラの略なのだとか。

 

 上記は、昔見た埼玉の旅行ガイドにあった記述ですが、なぜ、「ラ」だけ省略したのかわかりませんでした。

 

改めてその由来をネットで調べてみると、プロぺ通り商店街のホームページに、躍進・推進を意味する「プロぺル」に由来すると書かれていました。

 

 プロペラ商店街だと、飛んで行ってしまいそう。だから、プロペルという由来を付け加えたのかな、などと穿った妄想が膨らみます。

 

名前の由来はともかく、全長300メートルに100店舗ほど並ぶ商店街は魅力たっぷりでした。



 

 私の行きつけのファストフード店が、見本市のように立ち並んでいるのですよ。個人経営の飲食店は、東京より23割も安い。店頭に掲げられているメニューの写真を見ると、どれもボリュームがあっておいしそう。

 

 思わず、条件反射で店に入りそうになりました。

 

 所沢が、住みたい街として人気な理由もわかりましたね。

 

2.南北朝時代の武将の伝説が残る薬王寺

 

 商店街をぬけると、東京のベッドタウンとして急成長している町だというのが実感できます。

 

 昭和の佇まいの店や商店が残っているなと思ったら、その隣には超高層のマンションが…。

 

 まさに、カオスの町というイメージですね。

 

 数十歩歩くごとに、過去と未来を行ったり来たりしているような気分。ノスタルジックな癒しとハイな気分とがごっちゃになって、慣れてないと疲れそう。

 

 精神的にどっちつかずの状態のまま、薬王寺というお寺に到着しました。



 

 本堂は鉄筋コンクリートでしたが、ここには、南北朝時代の武将・新田義宗の伝説が残っているらしい。




 南北朝で新田とくれば、足利尊氏のライバルであった新田義貞が思い浮かびます。義宗は、義貞の三男なのですか。

 

 新田義宗は、南北朝に分裂したあと、南朝に味方して、足利尊氏らの北朝と攻防を繰り広げたらしい。しかし、上野国(群馬県)で戦死してしまったとのこと。

 

 ところが、このお寺の解説板には、

 

『 新田義宗は戦に敗れた後、再起の時を待つために主な家臣に言い含めて、軍勢を群馬県に引き返らせ、それから「義宗は北国に落ちていった」と云いふらせ、自分はひそかに所沢に隠れ住んだ。ところがその後、足利氏の勢いは日増しに強くなり、ついに南北朝も統一され、戦乱もおさまったとの話が伝わってきた。そこで義宗は髪を落とし、衣を着て、今までの隠れ家をお堂に改めた。そして、一体の薬師如来を彫刻し、その腹の中に守本尊をまつりこみ、戦死した一族や部下の菩提を弔いながら毎日を送り、ついに応永20年(1413)この地で亡くなった。』

 

 …という伝説が書かれてありました。

 

 テレビの歴史ミステリー番組が取り上げそうなテーマですね。

 

 しかし、義経は生きていて、ジンギスカンになったのだとか、土方歳三は箱館で戦死せずロシアへ渡ったとか、…という話よりは信憑性があるかも。

 

 近場の所沢だし、モンゴルやロシアへ渡ったわけではないですからね。

 

 でも、もしそうなら、室町幕府は見くびられたもの。

 

 鎌倉幕府を逃れてモンゴルへ渡った義経や明治新政府を逃れてロシアへ渡った歳さんの伝説に比べると、こんな近くに隠れていても気づかないのだから。

 

 所沢は、当時でも、平家の落人が暮らしたといわれる人里離れた山の中ではないですし。 


 

 

3.春には見事な桜並木が楽しめる東川沿いの遊歩道

 

 義宗伝説の真偽を考えながら、薬王寺を出て、市内散策を続けます。

 

 車が行き交うバス通りを歩いていると、「ファルマン通り」という表示が目に留まりました。



 

 ファルマンとは、外国人の名前なのでしょうか。西武ライオンズに、そんな助っ人がいたかなと思ってしまいました。

 

その理由は、あとでわかるのですが…。

 

 通りを歩いていると、「酒場放浪記」の吉田類がお酒を飲んでいそうな盃横丁など、魅力的な場所がいくつもありました。



 

 西武新宿線の線路を越え、市内を流れる東川のほとりを歩きます。



 

 大きな川ではありませんが、両岸約3キロにわたって400本余りの桜が植えられているのだとか。

 

 行った日は12月のはじめで、花はもちろん葉っぱもかなり少なくなった後でした。でも、趣のあるのどかな景色は見ごたえ十分。



 

 京都の冬の風情をイメージしてしまいそう。

 

 桜の季節には、華やかな色で満たされるのでしょうね。



 

 ただ、心は満たされても、さきほどファストフード店をスルーしてしまったのでお腹がすいてきました。

 

 …と、キョロキョロまわりを見回して、リンガーハットを発見。

 

 結局、吉野家、松屋、日高屋の延長線上の店に入ったのでした。当然、その3店舗が目に入ったら突撃しましたが…。

 

 餃子定食の大盛りを食べて元気を取り戻し、ふたたび東川沿いを歩きます。

 

4.関東一の木造閻魔像がある長栄寺

 

 桜の景色をイメージしながら歩き、やがて到着したのが、長栄寺。



  本堂はそれほど古くない感じですが、ここのお寺には室町時代につくられた3体の阿弥陀仏像が安置されているのですか。

 

 珍しいと思ったのは、関東一の大きさといわれる木造の閻魔様が、境内の閻魔堂に鎮座していること。



  ガラスの窓から、中を覗いてみるととても大きい。



 

 なんでも、「丈六仏」と呼ばれ、高さが2.9メートルもあるのだとか。

 

 昼間見たからユーモラスな形に見えましたが、夜や暗い場所で見たら結構怖いかも。

 

 作られたのは、江戸時代の天明5年(1785)ですか。

 

 天明というと、教科書には大飢饉があったと書かれている年代。

 

 日本各地で悲惨な出来事があったらしいですが、それとこの閻魔様と関連はあるのでしょうか。

 

5.日本初の航空機専用飛行場の跡に作られた所沢航空公園

 

 閻魔像を作った江戸時代の人たちの気持ちを想像しつつ、いよいよ本日最後の目的地・所沢航空公園へ向かいます。

 

 向う途中の国道にあったのが、このケヤキ並木。



 

 その距離は17キロにも及ぶとか。

 

 こういう並木道は、やはり冬以外のほうがいいですな。新緑も紅葉もなく、セピア色の冬枯れの道をゆくと、何となくこころ寂しい気分になってきたりして。

 

 ところが、到着した航空公園では見事に色づいた木々が出迎えてくれました。



 

 公園の南東部の池の辺りはよく整備されていて、美しい景色が堪能できます。



 

 ニューヨークのセントラルパークを舞台にした映画のワンシーンを思い出してしまいました。

 

 映画のタイトルは思い出せませんが…。

 

 ところで、なぜ「所沢航空記念公園」と呼ばれているのかというと、ここが明治44年にできた日本初の航空機専用飛行場の跡だからだそうです。



 

 何でも、当時は、幅50メートル、長さ400メートルの滑走路があったらしい。

 

 同年の45日には、徳川好敏大尉の操縦する複葉機がはじめてこの飛行場を飛び立ったのですね。

 

 ただ飛行距離800メートルで、飛行時間は120秒ほどだったそうですが…。

 

 400メートルの滑走路から飛び立って、飛行距離800メートルだったら、一体どこへ着陸したのだろうと、偏屈な私は考えるのでした。

 

 それはともかく、当時の滑走路の面影は残っているのですかね。

 

 

(以下、「​おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編​」に続く)

 

 このあと、50ヘクタールの広さの園内に、航空関連のアイテムがいっぱいの所沢航空公園を綿密にレポートします。



 

特に、公園の一画にある所沢航空発祥記念館は航空ファン必見ですよ。

 

さまほどの「ファルマン通り」の由来もわかりましたし…。

 

歴史好きとしては、日本の航空史という視点からさまざまな飛行機が見学できるのが魅力ですね。

 

最初の頃の飛行機なんて、ぱっと見、機体の材質はベニヤ板、翼は和紙を貼ったようにしか見えませぬ。



 

こんな模型のような飛行機で空を飛ぶなんて、清水の舞台から飛び降りる以上の勇気が必要だと感じました。

 

実際、園内には、日本初の航空犠牲者の慰霊塔があります。突風を受けて機体がバラバラになり、東京タワーと同じくらいの高さから墜落してしまったのですか。



 

もちろん、近代の安全性が感じられる飛行機も多数展示されていますよ。

 

昭和の特撮テレビ番組「ウルトラセブン」や映画「モスラ」や「ゴジラ対モスラ」にも登場した飛行機や現在の上皇陛下が皇太子時代、皇室としてはじめて搭乗したのと同じ型のヘリコプターなど。

 

近くの駅前では、戦後初であるとともに、唯一の国産旅客機YS-11にも再会することができました。

 

関東の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、​​こちら​​をご覧いただければ幸いです。

 

​​おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編​​」




 

(参考)

目次より

第1章 絶景とスリルに満ちた駅伝歴史ハイクで、エメラルドの伝説に挑む 埼玉県小川町
 1.新春恒例の駅伝ハイクin埼玉県小川町 
 2.第1中継所は、名前負けしない眺望の金勝山
 3.第2中継所は、エメラルドグリーンの天王沼
 4.過去を思い出す薄暗い杉林を貫く九十九折りの山道
 5.第3中継所は、360度の大パノラマの官ノ倉山と石尊山
 6.フィールドアスレチック好きにはたまらない鎖場がある
 7.第4中継所は、埼玉県最大級の方墳・穴八幡古墳
 8.駅伝ハイクのゴールは、住宅地に奇跡的に残る中城跡

第2章 美しい花々と緑にあふれる智光山公園と日本三大夜戦にも関わった柏原城を歩く 埼玉県狭山市
 1.広大な芝生広場とさまざまな花に出会える狭山稲荷山公園
 2.大河ドラマの名シーンを今に伝える影隠地蔵
 3.53.8ヘクタールの敷地に、動物園や植物園などの施設が点在する智光山公園
 4.花菖蒲園と都市緑化植物園は、美しい花々と緑がいっぱい
 5.関東管領・上杉憲政が半年間も陣を敷いた柏原城
 6.北条氏飛躍のターニングポイントになった三ツ木原古戦場跡

第3章 航空の町・所沢は、飛行機やヘリコプターだけでなく、伝説や歴史スポットもいっぱい 埼玉県所沢市
 1.日本の航空発祥の地・所沢
 2.南北朝時代の武将の伝説が残る薬王寺
 3.春には見事な桜並木が楽しめる東川沿いの遊歩道
 4.関東一の木造閻魔像がある長栄寺
 5.日本初の航空機専用飛行場の跡に作られた所沢航空公園
 6.50ヘクタールの広さの園内に、航空関連のアイテムがいっぱい
 7.歴史的な飛行機やヘリコプターが満載の所沢航空発祥記念館
 8.戦後初であるとともに、唯一の国産旅客機YS-11

第4章 鎌倉時代から続く栃木の名門・小山氏ゆかりの城跡、神社仏閣を歩く 栃木県小山市
 1.都心からのアクセスが良く、魅力的な歴史スポットが満載の小山
 2.小山氏の菩提寺であり、境内に残る土塁や空堀が見事な天翁院
 3.藤原秀郷の子孫といわれる名門小山氏の居城・小山城
 4.戦国オールスターキャストの小山評定所跡と将軍家の宿泊所であった小山御殿
 5.須賀神社と思川沿いの散歩道
 6.小山氏の本拠地になったこともある国の史跡・鷲城
 7.今も土塁が残る小山氏の城館・神鳥谷曲輪跡

第5章 観光スポットとしての期待が高まる戦国の城のツートップ・津辺城と成東城 千葉県山武市
 1.山武市の呼び方を知っていますか?
 2.駅から歩いて行ける戦国時代の魅力的な城が2つも
 3.台風15号の被害で、さらに難攻不落になった津辺城
 4.倒木と複雑な縄張りに阻まれ、攻城戦に敗北
 5.訪れるたびに新たな発見がある成東城
 6.推定本丸と推定二の丸の謎

第6章 眺望バツグンの波切不動尊と「野菊の墓」の作者ゆかりの土地を歩く 千葉県山武市
 1.清水の舞台のような建物が目を引く波切不動尊
 2.天平、平安時代のもっとも有名な僧ゆかりの寺院 
 3.お参りするのを忘れるほどの見事な眺望
 4.日本初の天然記念物に指定された食虫植物群落がある
 5.名作の主人公の銅像が印象的な伊藤左千夫記念公園
 6.野菊の墓の雰囲気を今に残す伊藤左千夫の生家
 7.野菊の墓の作者の意外な前職に驚く山武市歴史民族資料館

第7章 東京近郊のラビリンス、北総線沿線の歴史・絶景スポットを歩く 千葉県松戸市・市川市
 1.住みやすさで人気上昇中の北総線沿線
 2.迷宮の地図のようなウォーキングガイド
 3.川が流れていない場所にある橋をさがせ
 4.広島の厳島神社のミニ鳥居が印象的な神社がある
 5.単独の貝塚としては日本で一番規模が大きいと言われる曽谷貝塚
 6.畑や原っぱに、縄文時代の白い貝殻が散らばる

第8章 平将門伝説に彩られた土地と尾瀬の湿原をイメージできる大町公園を歩く 千葉県市川市 
 1.平将門にまつわる伝承とゆかりのお寺
 2.万葉集にちなむ植物が楽しめる市川市万葉植物園
 3.さまざまな古刹にみられる現代との接点
 4.平将門築城伝説もある戦国の城・大野城
 5.ダウンタウンの「笑ってはいけない」に似た伝統行事がある駒形大神社
 6.動植物園、アスレチックなど魅力満載の大町公園
 7.尾瀬の湿地帯の木道を歩く気分が味わえる

第9章 クレヨンしんちゃんだけじゃない! 歴史スポット満載の宿場町・粕壁を歩く 埼玉県春日部市
 1.日光道中四番目の宿場町・粕壁
 2.江戸時代の粕壁宿にタイムスリップできる春日部市郷土資料館
 3.歴史アイテムを堪能できる宿場町そぞろ歩き
 4.巨大なモニュメントとライトアップが楽しい古利根公園橋
 5.南北朝時代の非業の武将、春日部重行の墳丘が残る最勝院
 6.春日部氏の居館跡に建つ春日部の総鎮守・八幡神社







最終更新日  2020年05月30日 17時21分18秒
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