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2021年05月15日
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カテゴリ:国内旅行365
こんにちは。
 
本日は、最新作 「​​​おもしろ歴史ウォーキング 最新東京編​​​​​​」がブログに初登場です。




 新たに取材したネタと写真をもとに書き下ろした本書は、激変する東京にある歴史スポットの紹介で人気を博しております。
 
今回は、第1章の『 赤穂義士とスター旗本ゆかりの場所、高輪ゲートウェイ駅近くの歴史スポットをめぐる旅 東京都港区 』をお送りさせていただこうか、と。 
 
諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。
 
すべての記事は、​​こちら​​ですよ。
 
是非、本書もご覧いただければ幸いです。
 
ちなみに記事は、コロナの感染拡大が比較的抑えられていた20208月に行った時のもの。
 
一日も早く、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 
 
1.伸びしろに期待が持てる高輪ゲートウェイ駅
 
 本書のトップバッターは、東京都港区。46年ぶりの山手線の新駅という高輪ゲートウェイ周辺を歩きます。
 
 高輪ゲートウェイ駅は、広大な車両基地があった場所に作られたのだとか。品川駅と田町駅の中間にあり、第一京浜国道沿いに、何度もその前を歩いたことがあります。
 
ただ、大通りの両脇に新旧のビルが並ぶという、東京ではどこでもある景観は特に印象に残っていません。駅ができた場所に至っては、やけに線路がたくさん並んでいるなというくらいの認識でした。
 
 ところが、駅名公募の際は、大きな注目を集めましたね。ちなみに応募の1位の駅名が「高輪」で、2位が「芝浦」、3位が「芝浜」、4位が「新品川」と「泉岳寺」の同数だったそうです。
 
私も含め、多くの人が「高輪」になると思っていたら、「高輪ゲートウェイ」と発表されたときはびっくり。
 
予想もしなかった駅名ということで、反対の声は社会現象にもなりました。山手線の他の駅名と比べて違和感が半端なく、撤回を求める署名運動も行われたそうです。
 
ただ、最近はあまり反対の声も聞かなくなったような。
 
一頃、高輪ゲートウェイ周辺の観光スポットや商店もよく報道されていました。しかし、コロナの影響もあって、こちらも耳にする機会が減ったような気がします。
 
コロナ禍では、いかに密を避けて行動するかが重要。その点、夏休み期間中の都心部はすいている場所が多く、意外と穴場なのですよ。
 
…ということで、お盆休みを利用して、駅とその周辺を一度見ておこうと考えたのです。
 
高輪ゲートウェイ駅へはJR山手線ではなく、自宅から一本で行ける都営浅草線を利用します。
 
泉岳寺駅を出て、第一京浜国道を品川方面に少し歩くと、巨大な白いテントが見えてきました。

 
その先には、モダンな駅舎が…。



 1階はホームで、2階はコンコース、3階がデッキになっているのですな。

駅前のテント群と、巨大な屋根から、子供の頃に出かけた大阪万国博をイメージしてしまいました。
 


この駅舎をデザインしたのは、新国立競技場などを手掛けた建築家の隈研吾氏なのだとか。折り紙をモチーフとした大屋根など、和を感じさせるのがデザインコンセプトらしい。
 
思った通り、駅はガラガラでした。駅前のテントを利用したイベントも、観光客はほとんどおりませぬ。



密にならない作戦は成功でしたね。
 
しかも、吹き抜け構造で解放感はバツグン。切符を買わなくても、3階のデッキは出入り自由で、そこから、2階のコンコースやホームの一部を眺めることができます。

 
展望テラスからは、行き交う山手線や京浜東北線、都心のビル群の絶景も堪能できるのですな。
 




 ただ行った日は、駅前にほとんど建物がなく、本当に山手線の駅なのかと疑いたくなりました。反対の港南側に抜ける道路もなく、使い勝手はイマイチかも。
 
 
逆に考えれば、他の駅に比べ伸びしろは、かなりありそう。これからの発展の様子を見守る楽しみが増えました。
 
2.高輪ゲートウェイ駅の由来のひとつになった高輪大木戸
 
高輪ゲートウェイのゲートウェイには、塀や生け垣などに木戸のついた出入り口という意味もあるのですか。
 
実は、高輪ゲートウェイ駅の近くに、これをイメージさせる歴史スポットがあるのでした。
 
それは、高輪大木戸。1710年、江戸の治安維持のため、東海道の出入り口として設置された施設で、当初は、現在の新橋駅付近に作られたそうです。現在残っているのは、1724年に移設されたものなのですね。



高輪大木戸は、東海道を挟んで両側に石垣が築かれ、間に柵と門が設けられました。
 
明治元年に、西側の石垣は取り払われ、幅5.4メートル、長さ7.3メートル、高さ3.6メートルという東側の石垣だけが今も残っています。



 当時は、およそ午前
6時に当たる明六ツに開門され、およそ午後6時に当たる暮六ツに閉門していたらしい。
 
高輪大木戸は、伊能忠敬が日本地図作成のために行った測量の起点でもありました。
 
現存する江戸大木戸の遺跡はここだけで、江戸時代の貴重な産業交通土木遺産として、国の史跡にも指定されているのですか。
 


 こういった歴史を知ると、高輪ゲートウェイという名称も納得してしまうのでした。ただ、歴史好きとしては、それなら駅名は『高輪大木戸』のほうがよかったのではないか、と思ってしまいますが…。
 
3.赤穂義士の強い意志が今も生きている泉岳寺
 
 高輪大木戸の近くには、全国的に有名なお寺があるのでした。前に書きましたが、地下鉄の駅名にもなっていますね。
 
 それは、ご存知、忠臣蔵で有名な泉岳寺です。今はそれほどではありませんが、かつては12月中頃には、どのテレビ局も忠臣蔵にちなんだ番組が放送されていました。
 
本所松坂町の吉良邸で討ち入りに成功した後、赤穂義士が泉岳寺まで歩いてきて、吉良上野介の首を主君の墓前に供えるシーンは有名です。泉岳寺の境内には、今も赤穂浪士にちなんだ史跡や遺品が数多く残っているらしい。 
1832年に再建されたという山門は、歴史を感じます。赤穂義士がここをくぐって墓前に報告したと思うと感慨もひとしお。



…と思ったら、山門は天保年間の再建で、元禄時代の忠臣蔵事件のあとに作られたものなのですか。
 
山門の前に立つ大石内蔵助の銅像は、大正時代に除幕されたらしい。



 当時の風俗であった元禄羽織を身に着け、連判状を手に江戸の方向をじっと睨んでいる姿を現しているそうです。表情に強い意志を感じますね。
 
境内は、チリ一つ落ちておらず、猛暑の中、これだけの広さの空間を清潔に保つのも、強い意志が必要ではないかと思いました。
 


 境内の片隅にあるのが、首洗いの井戸。



 吉良上野介の首級を主君の墓前に供える前に洗ったと伝えられる場所です。
 
境内はきれいに整備され、明るくなった印象ですが、ここだけは以前と同じく、ヒンヤリした空気が漂っていました。
 
玉垣に、オッペケペー節で有名な「川上音二郎」という文字があります。
 

 
かつて大河ドラマで、中村雅俊が演じた興行師、芸術家、新派劇の創始者ですな。新派劇でも、忠臣蔵を演じていたのでしょうか。ちなみに彼の墓も、かつては泉岳寺にあったらしい。
 
 ここまでは、以前来た時も見た覚えがありました。こちらの建物は、初めて見たような。
 


 
赤穂義士記念館ですか。
 
赤穂義士記念館は、討ち入り300年を記念して作られたのだとか。義士関係の貴重な遺品や資料、寺宝などが展示されているのですね。
 
かつて義士館として使用されていた建物は、1階を講堂、2階は義士木像館として利用されています。
 


義士木像館では、江戸時代から明治時代に制作された四十七義士の木像を見学することができました。
 
4.個性豊かな赤穂四十七義士のお墓がある
 
浅野内匠頭や大石内蔵助をはじめとする赤穂義士のお墓は、義士記念館の近くの高台にあります。昔と比べると、こちらもきれいに整備され、参拝しやすくなっていました。
 
階段をあがると墓地の入り口には古式ゆかしい立派な門が…。



 これは、実際に浅野家の鉄砲州上屋敷の裏門として使われていたものだそうです。大石内蔵助もよく利用したとのことで、明治時代に移築されたらしい。
 
そこをくぐって歩いていくと、右手に、浅野内匠頭のお墓がありました。 
 
 
このあと、赤穂義士のお墓にお参りしました。一般に四十七士と呼ばれますが、実際は48の墓碑が…。
 
それには、ちゃんとした理由があるのでした。
 
泉岳寺ほど有名ではないですが、少し歩くと、大石内蔵助ほか16名の義士切腹の場所に行くことができます。
 
そこは、肥後熊本藩細川家の下屋敷があった場所。塀の中は立ち入り禁止となっていますが、ガラス窓から中の様子を伺うことができました。
 
 高輪の周辺はお寺が多く、江戸時代の有名人のお墓は充実していますね。
 
 特に、「天下のご意見番」として歴史ドラマに登場する大久保彦左衛門のお墓は必見です。
 
 近くには、架空の人物というのが定説の一心太助のお墓も。
 
 ほかにも、日本史の教科書に出ている儒学者のお墓や『 朝顔につるべとられてもらい水 』の井戸など、見どころは目白押し!
 
東京の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、​​こちら​​をご覧いただければ幸いです。
 
(参考)
目次より
第1章 赤穂義士とスター旗本ゆかりの場所、高輪ゲートウェイ駅近くの歴史スポットをめぐる旅 東京都港区
 1.伸びしろに期待が持てる高輪ゲートウェイ駅
 2.高輪ゲートウェイ駅の由来のひとつになった高輪大木戸
 3.赤穂義士の強い意志が今も生きている泉岳寺
 4.個性豊かな赤穂四十七義士のお墓がある
 5.大石内蔵助ほか16名の義士切腹の場所
 6.江戸時代の有名人のお墓がいっぱい
 7.有名な朝顔の井戸がある薬王寺

第2章 名門江戸氏ゆかりの慶元寺と東京23区内に存在した唯一の藩・喜多見藩の痕跡を探す旅 東京都狛江市、世田谷区
 1.美しい花を眺めなからウォーキングが楽しめる岩戸川緑地公園
 2.岩戸八幡神社に残る創建時の興味深いエピソード
 3.室町時代後期の仏像を有する古刹・明静院
 4.杉木立の参道、江戸中期の本堂、地域風景資産の三重塔と見どころ満載の慶元寺
 5.東京23区内にあった唯一の藩・喜多見藩の痕跡を探せ
 6.土塁か、古墳か、にコーフン

第3章 自然豊かな国分寺崖線沿いに並ぶ神社仏閣、空中庭園、古墳をめぐる散歩道 東京都世田谷区、狛江市、調布市
 1.喜多見家ゆかりの世田谷区内最古の鳥居がある氷川神社
 2.「真田幸村」にちなむ興味深い風習がある喜多見不動堂
 3.国分寺崖線の魅力を満喫できる神明の森みつ池と成城みつ池北緑地
 4.人工基盤の上に作られているとは思えない、きたみふれあい広場
 5.巨大な古墳とのかかわりが気になる糟嶺神社と明照院

第4章 東京で、お花見と歴史スポットを一緒に楽しみたいなら、芝離宮と浜離宮がおすすめ! 東京都港区、中央区
 1.芝公園の桜は、歴史スポットとコラボで楽しみたい
 2.東京のアイコンのひとつに数えられる増上寺と東京タワーのコラボ
 3.たっぷりゆっくりお花見が楽しめる旧芝離宮恩賜庭園
 4.旧芝離宮恩賜庭園は、絶景スポットも歴史アイテムもいっぱい
 5.全国的にも珍しい鴨場がある浜離宮庭園
 6.城跡でもある浜離宮は、歴史スポットもいっぱい

第5章 大森貝塚、馬込文士村、郷土資料館、城跡考古学、文学、歴史学好きにはたまらない大田区馬込周辺を歩く 東京都大田区、品川区
 1.大田区の馬込地区には、都内屈指の文士村があった
 2.最近まで場所が特定されなかった、日本考古学発祥の地・大森貝塚
 3.「人生劇場」の著者・尾崎士郎の居宅跡に作られた記念館
 4.中高年に勇気を与えてくれそうな山王草堂記念館
 5.有名作家の文学碑めぐりと鎌倉幕府成立に欠かせない梶原景時ゆかりのお寺
 6.考古学、文学ファン必見の大田区立郷土資料館
 7.住宅街に眠る戦国の大城郭・馬込城

第6章 オシャレな街の中に垣間見える歴史と伝統 東京・自由が丘の魅力に迫る旅 東京都目黒区、世田谷区
 1.「衾駅」という駅名が有力候補だった「自由が丘駅」
 2.大蛇が鳥居に絡みついている奥沢神社
 3.自由が丘の「女神祭り」を知っていますか?
 4.異国情緒漂う自由が丘をタウンウォッチング
 5.昭和を代表するアイドルのオフィシャルショップがあった自由が丘
 6.かつての自由が丘、武蔵国荏原郡衾村谷畑の鎮守であった熊野神社
 7.スイーツの街・自由が丘のアイコンともいえるスイーツフォレスト

第7章 お面かぶりと戦国の城の魅力が満載の九品仏浄真寺とエピソードいっぱいの神社仏閣を歩く 東京都世田谷区、目黒区
 1.昭和の洋画壇を代表する画家のアトリエ跡に作られた宮本三郎記念美術館
 2.東京都指定の有形、無形文化財が満載の九品仏浄真寺
 3.今なお圧巻の土塁が存在感を発揮する奥沢城跡
 4.世田谷の小公園、緑道は、癒しスポットがいっぱい
 5.大正時代、新聞で紹介された怪談で賑わったという氷川神社
 6.大迫力の大イチョウが印象的な二つの古刹

第8章 野猿峠に点在する極上スポットと中世の見張り所があったと言われる平山城址公園を歩く 東京都八王子市、日野市
 1.多摩丘陵に並ぶ二つの都立公園
 2.変化に富んだ沢の景観が楽しめる都立長沼公園
 3.あゝ野猿峠、あるウォーカー哀史
 4.野猿街道に突如現れる逆ピラミッド
 5.森の中に佇む囲炉裏料理の店と小さな美術館
 6.源氏の侍大将の見張り所があったとされる平山城址公園
 7.平山城跡は、平山城?

第9章 関東厄除け三大師のひとつ西新井大師と、異国情緒漂う公園、歴史ある神社仏閣をめぐる下町散歩 東京都足立区
 1.ベルモント公園で、オーストラリア旅行のアリバイが作れる?
 2.国内最大級のネット遊具と大人も癒されるプラネタリウムがあるギャラクシティ
 3.歴史ミステリーのネタになりそうな伝承が残る猿仏塚
 4.徳川家の祈願所位牌安置所であった国土安穏寺
 5.神々が船で上陸したという神話の場所に祀られた鷲神社
 6.源頼義・義家父子と小林一茶の暑いエピソード満載の炎天寺
 7.関東厄除け三大師のひとつ・西新井大師
 8.見どころが盛りだくさんの西新井大師の境内
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最終更新日  2021年05月15日 12時51分47秒
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