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美女・特撮・時代劇・反逆

天知茂の「美女シリーズ」、60~80年代の特撮・時代劇・ドラマ、横溝正史関連作品、
および「セーラー服反逆同盟」「スケバン刑事」「不良少女とよばれて」「スクール☆ウォーズ」などを紹介しています。2012年9月開設。

毎度お買い上げありがとうございます。
現在のタイトル画像は田山真美子さんです。
2017.08.16
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カテゴリ:仮面ライダーBLACK
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仮面ライダーBLACK RX Blu-ray BOX 1【Blu-ray】 [ 倉田てつを ]
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 第1話「太陽の子だ!RX」(1988年10月23日)

 ……と言う訳で、「仮面ライダーBLACK」の予想外(?)の人気にあやかって作られた、「仮面ライダー」シリーズで、唯一の続編でもある「仮面ライダーBLACK RX」のお時間です。

 続編と言っても、ストーリー的にはほとんどつながりはなく、主人公の南光太郎(とシャドームーン)以外のキャラクターは、全て入れ替えられ、杏子ちゃんや克美さんも出て来ない。

 正編と続編の関係、タイトルの付け方など、「イナズマン」→「イナズマンF」を髣髴とさせる。

 しかし、「イナズマンF」が、よりシリアスな路線に舵を取ったのとは逆に、「RX」では、「BLACK」のハードでストイックな作風から、明るくユーモラスなカラーに方向転換されているのが賛否両論あるところ。

 それに伴い、光太郎のキャラクターもほとんど前作とは別人のようになっているが、これについては後述する。

 自分はオンエア時、たぶん初めてビデオで毎週録画しながら見ていたのだが、もう1年倉田さんを見れると言うのが嬉しかったし、ロボライダーやバイオライダーが登場する辺りまでは、なかなか面白く鑑賞していたのだが、中盤以降は話の底が割れかかったような感じになってしまい、正直、見るのがつらかった。

 今更言ってもアレだが、1年じゃなくて半年くらいでスパッと終わらせていた方が良かったかな、と。

 そう言う訳で、「BLACK」以上に厳選したエピソードをレビューして行きたいと考えているので、ご理解頂きたい。

 最初なのでOPから紹介する。

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 「BLACK」のタイトルの上に、太陽の光がまばゆく降り注ぎ、金泥のようなテクスチャーの「RX」の書き文字がバン!と出る。

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 「光のオーロラ身にまとい、君は戦う人になれ~傷付くことを恐れたら地球は悪の手に沈む~♪」
 と言う歌い出しのOP主題歌を歌うのは宮内タカユキさん。

 タイトルバックは、延々と続く滑走路のようなアスファルト道路をアクロバッターでひたすら走り続けるRXの姿。

 OPについては楽曲・歌唱とも、前作に匹敵する出来だと思う。タイトルバックも、あえてロングショットやライダーやバイクの各部のクローズアップを多用し、

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 終盤の「~仮面ライダーBLACK RX!」のシャウトあたりで、漸くその全体像を見せるなど、シンプルながら工夫とセンスが窺える演出となっている。

 でも、それも序盤だけで、すぐにサブマシンのライドロン(カッコ悪い)や、ロボライダー(カッコ悪い)やバイオライダー(カッコ悪い)などの映像も挿入されるようになる為、統一感が損なわれてしまう。

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 冒頭、いきなり樹海の上空を飛ぶ白いヘリコプターの映像が映し出され、その操縦桿を握っているのが、我らが南光太郎であることが分かる。

 玲子「凄い、良い写真が撮れそうだわ」
 光太郎「落っこちるなよ」
 玲子「バカにしないで、これでもプロのカメラマンよ、そんなへまをするもんですか」

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 光太郎(そりゃまあ、そうだろうな……)

 むしろ、どうやったらそこから落ちることが出来るのか知りたい光太郎であった。

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 玲子「なに、ひとりでニヤニヤしてんの?」
 光太郎「平和って良いなぁと思ってさ」
 玲子「私はもっとスリリングな方が良いわ」
 光太郎「俺は、このままヘリコプターのパイロットで人生をまっとうできたら、最高だと思ってんだ!」

 ガールフレンドでもある女性カメラマン・白鳥玲子(高野槙じゅん)に向かって、これがゴルゴムの手から地球を守った「黒の守護神」かと耳を疑うような情けない台詞を放つ光太郎。

 オンエアの際、なんかもうこのファーストシーンからして、番組の前途に対する漠然とした不安が兆した……と言うのは嘘である。

 とにかく、光太郎、いつの間にかヘリコプターの操縦士になって、おまけに杏子ちゃんと言うものがありながら、可愛いガールフレンドまでゲットして、人生をエンジョイしている模様。

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 と、そんな光太郎の堕落ぶり(?)にカツを入れるかのように、突然、ヘリの鼻先を三本の光の矢が掠めて落ちて行くのが見えた。

 光太郎「見た、今の光?」
 玲子「見たけど……」

 三つの光の矢は、そのまま地面に三角形の形に突き刺さると、楔形の石柱になる。

 そして、上空を飛んでいく光太郎のヘリコプターに、石柱から自動的にビームが発射され、ヘリコプターは不意にコントロールを失い、湖の上へ出る。

 危険を察した光太郎、まず玲子を無理矢理機外へ突き飛ばしてから、自分も湖水に飛び降りる。

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 「時空戦士スピルバン」でもヒロインを演じていたJACの高野槙さん、早速飛んでいるヘリのスキッドにしがみついて、ぶら下がると言うアクションを見せる。

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 ヘリにぶら下がったまま、宙を滑空している玲子。

 これは、多分、本人が演じてるんだと思うが……。

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 だが、それに続いて湖面に落下する玲子は、スタントがやってるんだろうなぁ。

 光太郎と玲子は無事に湖から這い上がり、三つの柱が立っている広っぱにやってくる。

 見れば、柱の近くにいつの間にかヘリコプターが着陸しているではないか。

 光太郎は恐る恐る操縦席に乗り込み、玲子も隣に座る。

 ヘリは、何事もなかったように動き出し、光太郎と玲子はなんとか帰還することが出来たのだった。

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 その晩、光太郎は下宿先の佐原家で夕食を取りながら、昼間の奇怪な出来事について力説している。

 一家の主人・佐原俊吉は、光太郎の叔父であり、光太郎が勤める航空会社の社長でもある。

 演じるのは「BLACK」にもゲスト出演したことのある赤塚真人さん。

 しかし、天涯孤独だと思っていた光太郎に、いきなり叔父が出てくると言うのは、なんか騙された感じだ。

 光太郎「夢だったらどんなにいいか……でもこれは本当の話なんですよ」

 佐原夫妻には茂と言う息子と、ひとみと言う娘がいた。ひとみは一緒に食事をとっていたが、茂は塾に行っていて、まだ帰宅していない。
 
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 その茂が塾の帰り、本屋で立ち読みするサンデーの中に、石ノ森先生の「仮面ライダーBLACK」が出て来る。

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 ただし、石ノ森先生が描いたのは「BLACK」だけなので、ここに出てくる「RX」のページは、明らかに別人の筆によるものだ。

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 夢中になって読んでいた茂、ふと、本屋の外に漫画とそっくり同じ、どくろの顔に黒いフードをかぶった三人組がいることに気付く。

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 三人は、茂とその友人たちが置いていた自転車にまたがり、走り出す。

 盗んだ自転車で走っても、あまりサマにならねえな。

 自転車を盗まれたと、三人は慌てて彼らを追いかける。

 自転車はしばらく行ったところに乗り捨てられていたが、

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 怪しい三人組は高架道路の下にいて、念力のようなパワーで三つの杭を……光太郎が昼間目撃した石柱を、道路の下からガンガン打ち込んでいた。

 やがて、石柱が道路を突き破ってタケノコのようにニョキッと生える。

 三人はそれを見届けると、今度は走ってきたバイクを奪い、何処かへ走り去る。

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 茂たちから連絡を受けた光太郎と玲子が駆けつけると、ちょうどそこを通り掛かったパトカーが、不思議な力で空中に持ち上げられているところだった。

 光太郎は落下してきたパトカーを改造人間ならではのパワーで受け止めて警官を助けると、あの三人組をバイクで追いかける。

 光太郎、遊園地の中で三人組……スカル魔と言うのだが、彼らに巨大なカマで襲われる。

 当然、BLACKに変身しようとするが、スカル魔の「機能停止ビーム」によって変身できなくなってしまう。

 どうせなら、最後にもう一度BLACKの勇姿を見たかったところだが……。

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 その時、彼らの頭上にワシャワシャとたくさんの脚をうごめかしているクライス要塞が現れ、まずスカル魔たちを、ついで光太郎を渦巻状の転送ビームで回収する。

 光太郎、いきなり敵の本拠地に連れて行かれ、ここで悪の幹部たちと顔合わせすることになる。

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 まず、ちょこまかとせわしなく動き回る怪魔異生獣・牙隊長ゲドリアン、

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 ついで、妖魔妖族・諜報参謀マリバロン。

 演じるのは勿論、高畑淳子さん! もっとも、「巨獣特捜ジャスピオン」でも銀河魔女ギルザと言う悪役キャラを演じられているので、これが特撮番組初出演ではない。

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 三人目は、怪魔獣人・海兵隊長ボスガン。声は、前作でダロムの声を演じていた飯塚昭三さん。

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 4人目は、秀逸なデザインの怪魔ロボット・機甲隊長ガテゾーン。声はJACの高橋利道さん。

 しかし、「RX」の、この怪人の分類や肩書き、はっきり言ってややこし過ぎて失敗してると思う。

 もっとも、肩書きについては劇中で使われることはあまりないんだけどね。

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 ガテゾーン「この男が仮面ライダーか、ふん、噂ほどでもなかったぜ」

 まだ気を失っている光太郎の襟首を掴んで立たせ、再び床に叩きつけるガテゾーン。

 今が、将来の禍根を絶つ絶好の機会だということに、悲しいかな、彼らは気付かない。

 悪の人たちは何故、ヒーローを殺せる時にちゃっちゃっと殺そうとしないのであろうか?

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 ボスガン「ジャーク将軍は何故この男に会おうと言ってるんだ? それだけの価値があるとは思えんな」
 マリバロン「私たちは仮面ライダーBLACKの全ての能力をコンピューターで分析したわ。この男の変身機能を停止させる強力ビームを発明して、それを怪魔妖族スカル魔に与えた。だからこの男が私たちに太刀打ちできないのは当たり前よ。でも将軍には将軍のお考えがあるの、口を慎むことね!

 のっけからドSの本性をむき出しにして、話しながら光太郎を足で踏み付け、同僚であるボスガンをムチのような舌鋒で押さえつけるマリバロン。

 と、同時に、早くも、歴代仮面ライダーの中でも特に醜い足の引っ張り合いをすることで有名な4大幹部の確執が垣間見えるシーンであった。

 ま、80年代の特撮番組における、悪の組織の内部抗争は恒例行事のようなものだが、「RX」の幹部たちのやりとりが他と比べても一際見苦しいのは、前線指揮官である4大幹部のみならず、彼らを束ねる立場にあるジャーク将軍や、後に出て来る査察官ダスマダーまでもが、彼らを仲裁するどころか、自分たちも手柄争いや保身に奔走するようになり、三つ巴ならぬ、六つ巴状態の、収拾のつかない過当競争に雪崩れ込んでしまうからでもある。

 特に終盤は、手柄争いに加えて、個人的感情のぶつかり合い、クライシス皇帝へのおもねりなど、ほとんどRXそっちのけのいさかいが日常化しているような印象で、「これじゃあ勝てねえよな……」と、見ているこっちも思わずつぶやいてしまうほどだった。

 ……話が先走り過ぎた。

 そのうち、光太郎が目を覚まし、三本の石柱の中から出ようとするが、その空間には目に見えないシールドが張られているようで、叩いても殴っても、光太郎はその空間から出られない。

 光太郎「貴様ら、何者だ?」
 マリバロン「無礼な態度は許しませんよ。ひざまづきなさい、ジャーク将軍がお前に話がある」
 光太郎「冗談じゃないぜ、お前ら何様のつもりだ?」
 マリバロン「ひざまづかないか!」

 そんなにひざまづかせたかったんだね……。

 そこへ、官房長ロボット・チャックラムに露払いをさせて、クライシスの地球侵略軍の司令官であるジャーク将軍が現れる。

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 ジャーク将軍は、スーツアクターを高橋利道さん、声を加藤精三さんと言う、なかなか豪華な組み合わせ。

 いかにも伝統的な悪の総帥と言う感じだが、シャドームーンのような美しさや威厳には欠けている。

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 ジャーク「我らは全知全能の神・クライシス皇帝の支配するクライシス帝国よりこの地に遣われしもの、余の名は、ジャーク」
 光太郎「クライシス帝国だか何だか知らないけど、おかしな真似はやめてくれーっ! この光る杭は一体どういう意味があるんだ?」
 ジャーク「この光る杭があるところに我がクライシス帝国は存在する」
 光太郎「なにぃ」
 ジャーク「我らは日本を戦略基地として地球を支配し、新たにクライシス帝国を築くことに決定した」
 マリバロン「1年後には私たちの祖国から50億の民がこの日本にやってくるわ」
 光太郎「冗談じゃないぜ、そんなに来られたら地球の人間はどうなると思ってんだ?」
 マリバロン「人間? ハッ!」

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 ゲドリアン「人間どもなどすべて滅ぼしてやる。人間は全てに気に食わん。何千年も地球を支配し、まるで宇宙の王者気取り(註1)……それに引き換え、我々は暗くねじれた空間に何千年も閉じ込められて生きてきた。日の光に溢れ、清らかな水に恵まれてのうのうと生きる人間ども、じぃーっと見詰めながらな!」

 大胆なビデオ合成で、ひょいひょいと三本の杭に掴まって動き回るゲドリアンが、謎めいた呪いの言葉を吐き掛ける。

 (註1……何処が?)

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 光太郎「クライシス帝国は一体何処にあるんだ?」(聞くなよ)
 ジャーク「クライシス帝国は地球にあって地球にない帝国だ」(答えるなよ)

 この、侵略者たちの祖国であるクライシス帝国は何処にあるのか、地球との関わりは? と言う謎が、全編を貫く伏線となっている……と言いたいところだが。

 ぶっちゃけ、最後まで見ても納得の行く答えは示されないまま物語は終わってしまうのだ。

 ジャーク将軍が杖をかざすと、光太郎の体は一瞬にして巨大な白い鉄橋の塔にハリツケにされる。

 無論、あくまでジャーク将軍が見せている幻影に過ぎないのだが。

 光太郎の足元、橋梁の上には、ジャーク将軍たちの姿も見えた。

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 ジャーク「光太郎、余の言った意味がいずれお前にも分かる時が来るだろう。人間どもに任せておけば遠からず地球は滅びる(註2)。だが我らなら地球に理想の王国を築くことが出来るのだ。どうだ、光太郎、我らが尖兵となってクライシス帝国のために働いてみないか?」
 マリバロン「承知するなら、私たちは仮面ライダーBLACKに今までの二倍の力を与えようではないか」

 このアングルで見ると、ちょっとマリバロンの顔がお間抜けに見える……。

 (註2……多分、その通りだと思います)

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 光太郎「なにっ」
 ガテゾーン「あんたは所詮改造人間だよ、人間どもに義理立てする筋合いはないんじゃないの~?」

 4大幹部の中では唯一、生身の体ではないガテゾーンが、親しみを込めて光太郎に話しかける。

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 光太郎「確かに俺は改造人間だ。しかしそれでも俺は人間だと思っている。俺は人間が好きだ。人間を滅ぼすたくらみに死んだって加担するもんかーっ!」
 ボスガン「どうあってもか?」

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 光太郎「俺たちが欲しいのは自由に生きられる、(すはぁー)平和どぅわぁーっ!

 空を見据えて、奥歯の虫歯まで全開にして絶叫する光太郎。

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 ジャーク(平和どぅわぁーっ! て……)
 マリバロン(言われてもねえ)

 ……と言うのは嘘だが、光太郎の叫びには、石ノ森先生が「仮面ライダー」と言う作品に込められた魂が宿っているのではないだろうか。

 ジャーク将軍、二度とは勧誘せず、即座に光太郎の処刑を決定したまでは良かったが、それが、光太郎を宇宙空間に放り出すという、中途半端な方法だったことが、彼らの侵略計画に重大な蹉跌をもたらすことになる。

 光太郎、なんとかクライス要塞からの脱出を図るが、異次元空間のようなトンネルを漂流した挙句、

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 前方から飛んできた光の矢に、腹部を、仮面ライダーBLACKの命の源でもあるキングストーンを射抜かれ、そのままぐったりと動かなくなってしまう。

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 そのまま宇宙空間を彷徨う光太郎であったが、その時、地球の影から、神々しい太陽の光が差してくる。

 太陽の神秘の力を受けた光太郎のキングストーンは(なんだか良く分からないが)、

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 驚くべき進化を遂げ、ベルトも、二つのキングストーンが並んでいるような形状になる。

 一方はキングストーン、もう一方は太陽の光のエネルギーが凝縮されたものなのだ。

 同時に、変身ベルト、サンライザーから七色の光が地表に向かって放たれ、前作の最終回において、シャドームーンによって破壊されたバトルホッパーの残骸に降り注ぐ。

 光を浴びたバトルホッパーは、新品のマシンとして蘇り、名前もアクロバッターと変わる。

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 光太郎の体は、光に包まれながら引力に引かれて落ちて行き、

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 落下、爆発する(普通、死にます)

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 光太郎が意識を取り戻した時には、既にその体はRXの体に変身している。

 RX(ああ……、変だ、こ、これはBLACKの体じゃない。俺は生まれ変わったのか?)

 新しい体に戸惑いながら、光太郎は立ち上がり、右手を天に突き上げる。

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 RXのデザインは、BLACKに比べるとやや複雑になり、腹部にはサンバスクと言う、太陽光を受けてエネルギーを生み出すパーツが組み込まれている。

 RXは、エコな戦士なのだ。

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 また、左胸にはかつてのゴルゴムの紋章が変形したようなマークが刻まれ、なんとなく「RX」と言う文字にも読める。

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 顔はBLACKとそれほど大きな違いはないが、大きな襟のような物が新たに加えられ、後頭部にも、蛇腹のようなカバーが追加され、全体的にどっしりした印象を与えるようになる。

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 RXの頭上をワシャワシャ飛んでいるクライス要塞。

 その内部では、予期せぬ自体にマリバロンがヒステリックに叫んでいた。

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 マリバロン「そんな馬鹿な、光太郎の変身機能はすべて破壊した筈よ!」
 ジャーク「我らが初めて見る仮面ライダーだ、恐らく光太郎は我らの理解を超えた恐るべき力で、新しい仮面ライダーに変身したのだろう。マリバロン、スカル魔に奴を襲わせろ!」

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 RX「バトルホッパー、お前も生まれ変わったのか!」

 RXがアクロバッターとして復活したバトルホッパーとの再会を喜んでいると、マリバロンの命を受けた三人のスカル魔が、バイクにまたがって再び登場する。

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 敵の正体も、自分が何故RXに進化したのかも知らぬまま、RXはアクロバッターに乗って、スカル魔たちに立ち向かって行くのだった……と言うところで2話へ続く。

 第1話の「引き」としては100点に近い終わり方である。

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 EDは、OPと同じようなところを、今度は夜間、ひたすらカメラに向かって歩いてくると言うタイトルバック。

 「たった一人の戦いに疲れ果てて沈む時~ひとみを閉じて顔上げて~耳を澄ませて見れば良い~♪」
 「誰かが君を愛してる~誰かが君を信じてる~♪」

 OPと同じく、宮内タカユキ氏の歌う「誰かが君を愛してる」、なかなかの良曲だが、やはり、「BLACK」のED「Long Long Ago,20th Century」には、メロディ、歌詞、詩情とも遥かに及ばない。

 タイトルバックの映像も、「BLACK」の陽炎の中を突き進むライダーの姿より、数段落ちる。

 終わりです。






最終更新日  2017.08.16 21:11:16
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