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りゅうちんブログ

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全日本ロードレースinオートポリス

今回、待ちに待ったオートポリス。それも全日本選手権。
九州、阿蘇旅行も兼ね、行ってきましたので、ご報告します。それもちょっと小説調に。

出発は26日のPM10:00。フェリーの待つ八幡浜に向けて、車を走らせる僕がいた。
夜も遅いためか道もすいていて道路をすべるように車は走っていった。
八幡浜の港に着き、車を止める場所を探す。
どこもない!
あっても時間の駐車場。
これでは帰るまでにいくらかかるかわからない。
予定では、車は八幡浜港に置き、人だけ九州上陸、別府で友人が車で迎えに来てくれる算段である。
「もう車ごと九州上陸するか」そんな考えが頭をよぎる。
そんな時にフッと、こんなことを思い出す。
「そういや~、おじさん(義理の従兄弟)が八幡浜署に転勤になってたな。電話してみよ」
少しの呼び出しコールの後、「どうした?」の声。
「ラッキー」心の中でそう叫びながら状況を説明する。
「それなら署に置いておけば。駐車違反されるよりは良いし」天の助け。
車を署に置き、走って港に向かう。
出航は27日AM0:20だ。
息を切らしながら乗船券を買い、船に飛び乗る。
本当に飛び乗る。
そして、フェリーの中で深い眠りにつくのである。
はずでしたが、風のせいかフェリーが揺れる。
眠れない。
乗客の中には船酔いの方もチラホラ。
それでもフェリーは止まらない。
定刻のAM3:00に別府港に到着する。
AM5:00までは船内で休憩ができるらしい。
それまで船内で爆睡する。
フェリー出航時間のアナウンスがあり、周りのお客さんもドンドン下船していく。
しかし、時間があまりにも早すぎる。
友人との待ち合わせはAM7:30。
まだ2時間以上ある。
どうしよう。
「別府港の待ち合わせ室で一眠りだな。」
そう思うや否や、またもや深い眠りにつく。

あ~~~~~、ちょっとこの口調疲れる~~~~~。
もう普通の口調でいきますよ。

7:30になり、友人が車でお出迎え。
再会は十数年ぶり。
前の会社の同期で、何回か遊んだことがある程度なのに、今回の旅行の誘いに乗ってきた。
特別バイクに興味があるわけでもなく、むしろバイクなんて全く知らないみたいだ。
それも女性。
僕を男と見てないんだろう。
それはそれでよしとするか。
そのまま、彼女の運転でオートポリスに出発する。
車の中では、「今何しているのか、どうして仕事やめたのか、休み何しているのか、今回どうして参加したのか」色々お話をする。
「色々あったんだな~。苦労しているのは俺だけじゃないや」なんて思いながら、昔のことを思い出したりする。
途中、やまなみを順調に走り、長者原で休憩。
即出発。
大観峰で休憩しようかと思うが、霧がひどいため、中止。
オートポリスで休憩という形にする。
そんな時、kuraさんからメールが入る。
状況をメールする。少しすると今回は会えそうにないとの連絡が入る。
残念。
そうしていると眼下にサーキットが参上。
もう予選が始まっている。
入場口に車を走らせる。
そこには、なんとke-jiさんがバイクでいる~。
それも隣に並んだ~。
気づいて~~~~。
ダメか!
でも、会えるでしょう。
駐車場に車を置き、屋根つきの建物に入る。
それにしても今日は風も強く、霧もすごい。
ついでに霧雨だ。
こんな中、女性を連れ歩くわけにも行かず、ここで観戦。
メインストレートでの観戦になる。
バイクはあっという間に通り過ぎるし、彼女には一からレースってものを説明するしでよく結果がわからない。
なんせレース初体験だ。
ま、そんなレース観戦もありか。
そうしているとke-jiさんからメールが来る。
場所を説明し、しばしするとke-jiさん登場。
相変わらず若い。
そう感じる。
彼女もそう感じていた。
それにしてもこの天候の中、すさまじい勢いで選手はバイクを走らせていました。
今日は最後まで予選を見ず、阿蘇内牧のライダーハウスに行く。
それを見て、彼女もびっくり。
さすがに今までこんなところには泊まったことがないらしい。
そりゃそうだろう。
見ず知らずの人と同じ部屋で寝るなんて、初体験らしい。
一応の説明はしていたものの、某大手金融会社なみに説明不足でした。
ちょっと引いていたかな?
そしてオーナーの長い長い説明を受け、晴れて宿泊となりました。
この頃には、もう諦めの極致に達していたらしく、現状を受け入れてました。
そして夕ご飯を食べ、街の喫茶店で、語らい。
それはお互いの恋愛論。
お互い、かなりの恋愛マニアで、重い恋愛してたな~。
そして待望の温泉にも入り、後はライダーたちとの語らい。
そうそう彼女の濡れた髪が妙に色っぽかったりして…。
それはそうと、ここは全国からライダーが集まってきている。
お酒を酌み交わしながら、バイクについて熱く語る。
バイクに興味のなかった彼女も、みんなと話すうちに少しは興味を持ったみたいだ。
そうこうしているうちに消灯時間。
彼女も寝れるか心配していたが、爆睡していたらしい。
少し、いやかなりホッとした。
これで、27日が終わり。
28日はどうなることやら。

28日。
今日も天気は悪い。
特に阿蘇は悪いみたいだ。
風と霧、そして雨。
朝を少しゆっくりし、決勝を見に行く。
さすがに今日は車が多い。
観戦者もかなりの数みたい。
天気はこの時期にしては最悪の感じで、とにかく寒い。
今日も昨日予選を見たところで温かく観戦。
でも、モニターで写してくれるので、大助かり~。
そして600の決勝。
心の中ではヨシムラの渡辺選手をひそかに応援しています。
渡辺選手とは去年TIサーキットの観戦席で隣になり、少し話をしたんで他人とは思えないんですよ。
しかし、予選ではトップだったものの決勝では3位。
それもズルズルと後退していった。
しかし、トップ争いは最近にない白熱したレースでした。
結果は、皆さんのほうが詳しいので割愛します。
そしてお昼のタイムはお楽しみのピットウォーク。
正直、これを楽しみに来ているんですよ。
キャンギャルとの出会いと別れ。
それしかない!
写真とかはかなりの枚数撮ってますので、見てください。
その写真はこちら!2006-05-29 をクリックしてね。
お気に入りの子探してください。
実際にサーキットに足を運んでください。
しかし、そんな夢のような時間も終わり、JSB1000の決勝を迎える。
さすがに最高峰クラス、速さの違い(音か?)が彼女にもわかるらしく、納得していた。
しかし、ウォーミングアップランの途中、雨が降り出す。
最悪の状況。
少し様子を見ていると雨も止み、走れそう。
そして、決勝スタートの時間。
渡辺選手も好スタート。
最初はヨシムラで1、2位で走っていたが、そこは去年のチャンプ伊藤選手がすごい追い上げ。
そして、コースアウトしていた柳川選手もすごい追い上げ。
渡辺選手はズルズルと後退。
ストレートでは秋吉、伊藤、柳川が団子状態で駆け抜ける。
しかし無情にも秋吉選手はペースが上がらない。
結果、秋吉選手も伊藤選手に抜かれ~の柳川選手に抜かれ~のの3位。
でも、ここ最近にない白熱したレースでした。
そして、ここオートポリスともお別れの時間がやってきました。
フェリーの時間との兼ね合いで、最後までいれなかったのが心残りです。
やまなみを彼女の運転でスイスイスイ。
時間には楽勝で間に合いました。
そして昨日のライダーハウスで話題になった別府港の近くのラーメン屋で野菜ラーメンを食べ、フェリーに乗り込みました。
帰りのフェリーは揺れもなく、完全に熟睡していたようです。
そして帰宅したのが29日のAM1:00前。

これにて今回のレポートを終了しますが、なぜか誘いに乗ってくれて車をズ~と運転してくれた彼女。
すべてが初体験で疲れたことでしょう。
そしてke-jiさん、kuraさんにも大変お世話になりました。


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