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2018.07.27
カテゴリ：つぶやき
乱暴な言い方をさせてもらうと、自慢話っていうのは受け取り方のモンダイだと思う。 次女は中３の後期、内申書に入る最後の中間テストで、全教科満点の５００点満点を取ってきた。 それが職員室で話題になったらしく、他の学年の先生方が自分の受け持ちのクラスでその話をし、それをまた子どもが自分の家に帰って話題にして……義母は道で出会ったあまり面識のない近所のおばあさんからまで「お宅のお孫さんはデキるらしいねぇ！」と話しかけられたらしい。（おぉ、田舎！！（＞＜；） その後三者面談があり、担任の先生から「次女さんは先日の中間テストで５００点満点だったんですよ！」と聞かされた私。 「そうだったみたいですね～（＾＾）」と曖昧にほほ笑むと、「お母さん！これはすごいことですよ！！ふつうは１問や２問、ぜったいケアレスミスをするものなんですよ！！それを全くしないで全教科満点とか、ありえないですよ！！」と力説する先生。 ……ふつうにね、 ふつうにすごく嬉しかった   だって娘ががんばって、そして褒められたんだもん。 でも親以外誰にも言えないのだ。 だって話したら自慢話になっちゃうんだもん。 高校受験前、県下の中学３年生が全員受ける記述式の模試が２回あった。 かなりむずかしいヤツで、半分も点数取れたら上出来！…みたいな感じのテストだったんだけど、 そのテスト、次女は２回とも国語で満点を取ってきた。 国語担当の先生（当時４０代後半）から、「このテストで満点を取った子をみたのは、自分の教師人生で初めて！」と言われたらしい。 ……ふつうにね、 ふつうにすごく嬉しかった だって娘ががんばって、そして褒められたんだもん。 でも親以外誰にも言えないのだ。 だって話したら自慢話になっちゃうんだもん。 高校受験、すべり止めに某私立高校を受験した。 そこの某コースはこの辺でいちばんレベル高くて、中高一貫コースだから高校から入るのはすごく難しくて、 でも次女は合格した。しかも特待Aで。 ……ふつうにね、 ふつうにすごく嬉しかった だって娘が以下略。 自慢話って、なに！？ ふつうに次女の日常を話したら全部自慢話になってしまうやん！ …それが嫌で、次女の成績や受験に関しては、聞かれたときに最低限答えるだけの日々。 うれしかったことをだれにもなんにも言えず、ある意味ストレス抱えてきた数年間。 でもさ、たとえば職場の同僚とかが、 「うちの子、小１から毎年クラスの音楽発表会でピアノ弾く係に選ばれるのよ～！もう本人はどうでもいいって言ってて、クラスでもうひとりピアノ習ってる子がやりたいみたいなんだけど、先生はうちの子の方を選ぶのよね～！」とか、 「うちの子、校内マラソン大会で１位だったのよ～！ちょっとしか練習してなかったんだけどね～！」とか そういう話ってなんだかあんまり自慢話と受け取られずに「わ～、よかったね～！すごいね～！」みたいな感じで受け流されるんだよね。 なんで？ なんで世間はお勉強関連の話には風当たり強いの？ なんでお勉強は「がんばってえらいね～！」とかじゃなくて、「お勉強ばっかりしてたら偏った人間になるよ！」とか「ずっと一番だとつまづいたときに大変なことになるよ。早いうちに挫折を経験させた方がいいよ！」みたいなこと言われるの？ たとえばスポーツだったらあんまりそんなこと言われないよね？ なんで？？ だから、 受け取る側のモンダイかと。 たとえば長女は某私立大に行ったけど、これは次女の高校の保護者にとっては全然自慢話だと思われない（爆）。 でも、うちの県の大学進学率は５０％未満。 長女の小学校や中学校の同級生の大学進学率はもっと低い。 そういう子の保護者からみたら、もしかしたら長女の大学の話も自慢話になるかもしれない。 自分にとって全然気にならないことは自慢話だと思わないよね？ 気になることとか、負けたくないこととか、かなわなくて悔しいこととか、羨ましいとか妬ましいとか、 そういうことに対して自慢話だと思うんじゃない？ もちろん、自慢話？を話す側の話し方のモンダイもあると思うけど、受け取り手の聞き方（立場や性格や考え方）も大きいと思うよ～。 次女の受験や大学の話だって、もっとレベルが上の大学に行った保護者の方にとっては全然自慢話になんかならない。 じゃあ東大がいちばんすごい？ いやいや、東大だって世界からみたら４６位。全然たいしたことないよ。 だいたい…親からみたらさ、私立大に行ってる長女も国立大に行ってる次女も、同じ『大学にがんばって行ってる子』だよ。やってるお勉強の中身がちょっと違ってるくらいだよ。 通ってる大学名なんてどうでもいいやん！（←これは受験が終わったから言えることだけど（＾＾；） 高卒でも人としてかなわないな～と思う子、いっぱいいるよ。 って、こんな話も聞く人が聞いたら自慢話になるんだろうなぁ…。 自分はそういうつもりがなくても、受け取る側にとっては自慢話がいっぱい。 何が聞き手（読み手）の地雷になるかはわからない。 めんどくさいよね～。 だれともなんにも話したくなくなるよね～。 引きこもりたくなるよね～。 でも溜め込んでもいろいろよくないので、ここでちょっと吐き出す  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018.09.07 20:53:56
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