目指せMAX10エンスークラス　パート2 「点検・整備」

5月の下旬、土浦まで車両の引き取りに行ってきた。車両を見てみると、ＢＯＴＴの車検ステッカーが貼ったままだし、ワイヤリングはしてあるし、チェーンの巻き込み防止も付けてある。最近までレースに出てた車両のようだね。前ブレーキは純正の黒い同径からゴールドの異径4POTに変わっている。軒下にカバーを掛けて保管してたのか、外装はお世辞にも綺麗とは言えないけど、タンク以外は交換するつもりなので大丈夫だろう。 サンデー、FUN&RUNの合間を見て整備開始。タンクを開けてみたら、思いっきり腐ったガソリンの匂いが強烈だった。錆びたタンクを余り綺麗にせずそのままコーティングしたようで使えそうに無い。結局、タンクも交換決定、外装は全滅ですな～ クラッチマスター、レリーズのOHを行い、前後ブレーキのOHリアブレーキはシールがダメだったため、手持ちのゴールド（純正は黒）のカニに交換 キャブの内部は綺麗なもんで、あっさりエンジンはかかった。キャブは前後別体のFCRを付けるつもりで、2本引きのアクセルワイヤーを発注してあるのだけれど、中々届かない。暫定仕様として、マントラに付けてあった2連のD/Dをマニホールドごと取り付ける。しかし、91年式以降とバッテリーの位置が違い、ケースに当ってしまう。ケースをハンマーで叩いて凹まし、何とか取り付けたセッティングはマントラで出してあるので微調整で済むだろう。