左らく天

　初めてテレビで「月光仮面」を見たときのことです。食い入るように画面を覗きながらも、フシギな感覚がしました。物語のプロットもいろいろなシーンも、以前どこかで、あるいは夢で見たような気がしたのです。これがいわゆる「既視感（デジャ・ビュ）」の初めての体験でした。

　ところが、最近ひょんなことから、月光仮面の放映時期が都会と私の田舎ではかなりずれていることを知りました。物心がつくかつかないか、都会の親戚の家へでかけたのがちょうど月光仮面のスタートまもなく。で、その番組を見ていたのかもしれません。となると、デジャ・ビュでも何でもなかったわけか。でも、私の田舎では４、５年遅れの放送ということになります。それもヒドイ話だな。

■ DVDで甦る月光仮面！あの頃の感動を再び！月光仮面DVD19巻セット
■ 【DVD】月光仮面　DVD－BOX1　第1部　どくろ仮面篇／大瀬康一
■ 月光仮面のレコード