左らく天

　このところ、山中温泉は芳しくないニュースが続きます。先日も近所で窃盗事件が発生し、若い警察官が聞込みにきました。空巣など、数年前まで殆ど聞いたことがないのに、最近は立て続けの様子です。

　例によって、まず警察手帳を見せることから始まるのですが、反射的に「偽造じゃ？」と思ってしまいます。私の怪訝な表情を察知してか「最近はどこでもニセ警官と疑われてしますんです」と言って名刺を渡してくれました。

　ところが、その名刺、お世辞にもセンスがあるとはいえません。デザインは言うに及ばず、作りも乱雑なうえ、インク汚れも目立ちます。いまどき、中学生でもこんな仕上げにしたら、美術の先生からやり直しを命じられるではないでしょうか。ただ、名刺の制作に経費やエネルギーを振向けるのは本来の警察署仕事ではありません。しかも、ある意味、こちらの方が逆に偽造が難しいといえるかもしれません。

　好き放題書いて、気を悪くしたらすみませんです。犯人検挙までの道のりは何かと大変でしょうが、頑張ってください。