企業の中で「後出しジャンケン」的な値上げがおきています。
要因は政府の要請に応じて初任給を始めとする給与引き上げです。
利益を上げている企業に中で為替差益や有価証券の評価益によるものは本来業務による利益ではなく営業外利益ですから円安が沈静化したり有価証券の値下がりで消えていく利益です。
しかし、給与はボーナスにも影響し社会保険等の企業負担にも影響しますから「こんなはずではなかった」と気付く経営陣もいたはずです。
それをカバーするにも売り上げが伸びない、それなら製品価格を再引き上げしましょうとなるのです。
値上げにより販売数量の減少分をカバーできるでしょうが稼働率は低下し自分の首を絞める事にもつながる懸念有、結果的には「経営不振」になる可能性があります。
政府の経済。財政健全化はあと6年も掛ける様ですから大変ですよ。