空の空。伝道者は言う。
空の空。すべては空。
日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。
(伝道者の書1:2,3)
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」という年月が近づく前に。
(伝道者の書12:1)
今日の言葉は、伝道者の書、またはコヘレトのことば、という旧約聖書の一巻からのことばです。
なんとも東洋的な、虚無的なことばで仏教の諸行無常の響きがありますね。
これが、旧約聖書の一巻と言うことですから、いかに聖書の奥深さに驚きます。
著者はダビデの子、コヘレトが書いたと言う文があり、コヘレトをソロモンと考えられていました。
知恵文学の一つで、律法、預言者そして諸書があり、諸書のジャンルに属します。
ここには、人の人生を考えて見ると、いかにとらえどころがなく、理屈どおりではない虚しいことが多く起こるのだろうか、と嘆いています。
現代人が、うつ病で苦しんでいます。
自分が一所懸命努力しても、結局無駄に終わった、ああ、なんて自分の人生はつまんないんだろう、と嘆きを多く聞きます。
あなたも、そう思っていませんか。
そのように思うのは、当たり前のことなのですね。
何千年以上の前から、ずっと人間は、悩み続けているのですから。
あなたが、悩んでもなんら不思議ではありません。
悩んだり、落ち込んだり、元気が失せたりすることは とても普通のことです。
だから、一度、聖書を読んでみてください。
わたしのブログを通して、聖書の言葉に触れながら、手元に聖書を置いて読んでみてください。
きっとあなたにも聖書から新しい何かを見つけることができます。
このコヘレトが、いろいろ悩み、いろいろ考え、そして得た結論がなんだったのか、ご自分で読んでみていただきたいと思います。
ユダヤ人の古き知恵そして、それが、キリストによってより具体化され、昇華され、全世界へと広がっていった知恵とは何かを、ぜひ知っていただけたらと思います。
天の父なる神様、人の心の豊かさは、あなたを知ることによって満たされます。どうか、私の心をあなたの喜びで満たしてください。アーメン。
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