テーマ:ニュース(100153)
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6月13日付「YOMIURI ONLINE」の記事によると、北九州市の市立中学校庭の遺跡発掘現場で、作業員が井戸跡から砲弾10発を見つけながら、警察などに通報しないまま5日間も放置していた、しかもこの砲弾を作業員が水洗いして作業小屋に置いて、その発掘現場では市民200人が参加して遺跡の説明会が開かれていた。
発見された砲弾の大きさは直径8~13センチで、信管が付いている物もあった。 信管というのは砲弾や爆弾の弾頭に取り付けられる起爆装置であり、砲弾や爆弾の弾体だけでは少々の衝撃を与えても爆発しないが、信管が付いていると衝撃に対する危険度は格段に増大する、しかも信管は半永久的に生き続けるので、たとえ錆び付いていても危険度は変わらない。 参考までに、直径8~13センチの砲弾は戦車を撃破可能で、コンクリート製の建物を破壊する威力を持っている、もし説明会が行われている時に、砲弾が置かれている作業小屋に来た人が好奇心で手を触れて爆発していたら大惨事になっていたでしょう。 現場にいた学芸員らは「錆び付いているから危険はない」と判断したらしいが、果たしてどんな知識を元にそんな判断を導き出したのか、おそらく「半端な知識しかない」からこそ、錆び付いた外観を見ただけで危険物ではないという判断しかできなかったのだなと思うのですが。 もしこの発掘現場で、砲弾が爆発して事故が起こった場合の責任は誰が負う事になるのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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