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2007年5月5日、乗客1人が死亡19人が負傷するジェットコースター脱線事故を起こした大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」が8月10日、事故から約3カ月ぶりに営業を再開した。
午前9時45分に中央ゲートが開かれたが、入場客の姿は多くはなかったが、開園時に遊園地を運営するエキスポランド社の山田三郎社長らが頭を下げて入場客を出迎えた。 今日は、事故を起こした「風神雷神2」以外の安全性を確認した約50遊具が稼働した、園内の案内図から、府警の捜査終了後に撤去することが決まっている風神雷神2が消し去られて、事故現場付近は白い金属製の壁で覆われていた。 エキスポランド社は事故後に、学者やメーカーなどを加えた共同技術委員会を設置して、園内の全アトラクションを点検した上で安全性が確認されたとして9日に再発防止策を吹田市に提出した。 ただ事故を招いた検査体制の内部検証は「府警の捜査が終わっていない」として先送りして、経営陣の責任問題も明確にはなっていない、現在も続いている大阪府警の捜査で、事故原因は金属疲労による車軸の折損とみられ、同社が日本工業規格(JIS)で義務付けられた車軸の探傷検査を十分実施していなかったことが分かっている。 ようやく営業を再開したエキスポランドで10日午後1時15分ごろ、4人乗りの小型コースター「ワイルドマウス」が、運行中に緊急停止するトラブルが発生した、乗っていた乗客2人にけがはなかった。 エキスポランド社によると、発車直後にコンピューターに不具合が生じて安全装置が作動したために、コースの最も高い位置まで車両を引き揚げる斜面の途中で車両が緊急停止した。 ようやく営業を再開したエキスポランドだが、再開初日に遊戯施設のトラブルが発生しているようでは、安全に対する不安感が再燃する可能性が強くて、これから先どこまで客足が回復するかの見通しを立てるのはかなり困難なものになると思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月10日 22時52分04秒
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