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京都の和菓子に香りと彩りを添え、祇園祭では厄よけのちまきに欠かせない地元のササの葉が、数十年周期で局地的に起こるとされる「花枯れ」の影響を受けて、壊滅に近い状態に陥っている。
ササの値段は例年の2倍以上に高騰して、菓子の製造を大幅に縮小せざるを得ない老舗菓子店や、他県産のササで代用する山鉾(やまほこ)も出てきている。 夏本番を控えて、水ようかんなど夏の和菓子向けの需要が増えることから、老舗にササを卸す業者は、青森や長野などの産地から仕入れる動きを広げている。 ササの葉は年中緑色を保つが、局地的に一斉開花し、実を結んだ後、葉が枯れる花枯れを起こす。理由は未解明だが、周期は60年とも120年ともいわれており、新しい葉をつけるまで4、5年はかかるという。 京都のササは同市北部の花背や鞍馬産が、香りが高く和菓子用に適しているが、一帯では約4年前からササの花が咲き始め、次第に花枯れが広がってきた。 17日の山鉾巡行を控えた祇園祭の各山鉾町では、厄よけや災難よけのちまきが売られ、1年間家の門に飾る習わしがある。ちまき作りのために他県からササを仕入れる山鉾町がある一方で、京都のササにこだわり、取り扱い量を減らしたり、値上げを検討したりする山鉾町も出てきているという。 古来より中国では、竹やササの花が咲くときには何か良からぬ事が起こると言われていますが、今京都に住んでる者の声としては、この言い伝えは当っているなとしか思えません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008年07月11日 21時53分02秒
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