風の独り言

　最大勢力が、中心気圧は８８５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は６５メートルという非常に大型で猛烈な台風１３号が、１０月１８日昼ごろ、フィリピンのルソン島北部に上陸しました。

　フィリピン政府によるとこれまでに１人が死亡、約３７００人が避難しました。

　フィリピン北部のカガヤン州では大雨や土砂崩れが起き、停電に見舞われました。これまでに水牛を助けようとして川に溺れた男性の死亡が確認されていますが、今後被害が拡大することが予想されています。

　フィリピン気象当局はもっとも警戒レベルの高いカテゴリー５にあたるとして警戒を呼びかけています、また直撃が予想されているカガヤン州やイサベラ州は農業地帯のため、農作物への影響が懸念されています。

　台風は今後、中国南部へ移動するとみられるため、すでに１０万人以上が避難しています。

　北西太平洋で中心気圧が９００ヘクトパスカルを切る台風が発生したのは、１９年ぶりの事らしいのですが、その台風がどういうものだったのか、私はよく覚えていません。

　ただこれほど大規模な台風が上陸したフィリピン、これから上陸する可能性の高い中国南部では、これから相当な被害に見舞われていくんだろうというのが、非常に気がかりなところです。

　この台風で亡くなられた方のご冥福をお祈りします

　心身ともに傷を負われた方々の１日も早いご回復をお祈りします