風の独り言

2010/11/27(土)20:48

甲府市の小学校で小学4年生に「殺される前に殺せ」、40代教諭が点字翻訳「指導」

 甲府市の市立小学校で9月、4年生担任の40代の男性教師が、国語の授業で「殺される前に殺せ」などと打たれた点字の文章を配って、児童らに翻訳させていたことが、11月27日付けで明らかになりました。  甲府市教育委員会によると、男性教諭は9月上旬、スパイ同士が暗号を解読するゲーム方式で、「命を狙われている」「早く逃げろ」「殺される前に殺せ」と、点字で書かれたプリントを児童に配布、これをクラスの児童30人に翻訳させた  10月下旬、保護者から指摘を受けて学校側が確認したところ、教師は「児童の興味を引こうと、刺激的な文章を使ってしまった。不適切な内容だった」と話したそうです。   教師は「授業に集中させるためだった」と説明しており、校長とともに児童の各家庭を訪ねて謝罪したという。  甲府市教育委員会は、謝罪済みなどの理由で処分を見送る方針、甲府市の長谷川義高教育長は、取材に対して「配慮を欠いており、目が不自由な人にも失礼だ」と話しています。  以前にも書きましたが、少なくとも私が学校へ行っている間には、こういうばかげた問題を出してきた先生はいませんでした。  子どもの注意を引いて楽しく学習できるようにと考えた上で、この問題を出題したみたいですが、こういう問題を出しておけばいいんだという考え方は、子供という存在を非常に侮っているなと感じました。  それにしても現在全国の小中高校の中に、想像力が欠如していて、この程度の発想しか思い浮かばない教師が存在しているから、児童・生徒の暴力行為が増加して、低年齢層に広がっていっているんだなと思うと、暗澹たる気持ちになっていきます。(ーー;)

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