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こだわり情報・バーズアイはロハスな毎日と生活情報のブログ!

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ロハスにスイッチ!

鳥の目





ちょっとした時間に「本屋」さんに飛び込んで読みたい本を探すのが、忙しい編集の仕事の息抜きのようなひとときである。仕事はデジタルに益々向かっているが、活字の魅力は捨てられない。
最近出会ったある経営者の人からこんなアドバイスを受けた。
「2011年問題をもっと真剣に考えた方がいいですよ」……と。

2011年問題とは
「2011年問題と言うと、地デジのことですか?」
「そうですよ。」
「地デジのことなら、テレビを買い替える時期が来るっていうことですよね。」


「私の言う2011年問題というのは、完全に地上デジタル化する2011年から、社会や我々の生活がどのように変化してゆくか、ということですよ。例えば、新聞紙が無くなってしまうとか、御社のようなフリーペーパーがいらなくなるとか、死活問題でしょう」
「えっ? そこまで考えてませんでした」
「どうするんですか、もう2年したら大きな変化が、それも誰も予想できない位の転換を迫られるんですよ」

それからというもの「2011年」という字が頭から離れなくなり、本屋さんに入って「2011年問題」を取り上げた本がないかつい探してしまう。
そして、手にとったのが日下公人さんという作家が書いた「あと3年で世界は江戸になる!」という本だ。21世紀の新しい国家像は、そのモデルは400年前の江戸時代にあるという…。今月はその本から引用させてもらって、日本のあるべき姿を探ってゆきたい。


あと3年

400年前に出現した超先端国家
『もっとも超先端国は、「江戸」である。江戸時代の日本は、島国の中でいろいろな人たちが暮らしていた。日本の中に、大名、小名が330人もいた。各藩はそれぞれ独立国だが、同時にみんな一緒の日本人であるという意識を持っていた。
つまり、別々でありながら統一もされている。各藩は独立国であるが、天皇や徳川将軍を上にいただく秩序に服していた。対外的には軍事力がアジアで最強だったときに、自ら鎖国を決め、「侵さず侵されず」を身をもって実行した。
平和と繁栄が長く続く幸福な国の姿を世界史の中に探せば、それは江戸時代と今の日本である。江戸時代にあったもの、および、この50年間、日本が実行しているものには世界的普遍性がある。
21世紀の世界は江戸時代になろうとしている。それが「エドナイゼーション」である。

LOHASは江戸の生活様式
江戸時代を人類の歴史から俯瞰すると、非常に珍しく特別な時代といえる。非常にオリジナルで、かつ平和なシステムがわずか数百年前の江戸には存在していた。
江戸の文明を見てみよう。
文明とは食料のつくり方から工業、商業、科学、宗教、教育、行政、政治まで含めた、壮大なシステムのことである。いわば共同生活の技術で、道路や鉄道などのハードに加え、制度や慣習などのソフトも備わったものである。それらは「江戸文明」とでも呼べるシステムであった。
当時の江戸は鎖国していたので、外的な影響はほとんどなく、日本国内だけの閉鎖したシステムであった。その分、社会変動や経済的不安を招く要素を徹底的に排除した、エントロピーが低くて非常にエコロジカルなシステムを250年もの間、機能させた。

これは、今流行りのLOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)=健康で持続可能なライフスタイル)で、LOHASとは、江戸時代の暮らしのことである。
農業は米作が中心で、米をつくる技術や、それを運搬して売買する流通の仕組みも出来上がっていたので、江戸や大阪といった大都市が成立していた。
庶民文化が栄えた文化・文政年間(1804~1829年)の江戸は、ロンドンよりも大きな都市であった。

金物の修繕



大都市では食生活や衣料が洗練され、大都市の近郊には、米以外の農作物の生産と加工、さらには衣料品などの工場ができてくる。都市生活に必要なゴミの処理や自治の仕組みまで完成しており、上下水道も完備し、江戸から地方への輸送・交通・通信・商取引・金融の手段が整備されていた。道路・運河・港湾・早馬・飛脚・宿場があり、安全で衛生的だった。
社会が発展し成熟する一方で、大きな内乱や戦争がまったくない状態が長く続いたのだから、文化が発展するのも当然である。

江戸文化は、世界各国と比べても、非常に個性的だった。
琳派、浮世絵、読み本、絵草子などの独特な成果を持っていた。すでに高度な大衆文化も成立していて、知識人は中国文化崇拝だったために大衆文化を低く見ていたが、江戸時代が終わってみれば、大衆文化こそが世界に貢献する本当の日本文化であることが明らかになった。

江戸はおしゃれ


江戸時代の町人=庶民の生活力、創造力はすごかった。日本は江戸時代に還っていく。というより、これからは世界中が「江戸に学べ」になっていくはずである。』

「2011年問題」についての情報がほとんどない。これからそれを追ってみたい。
    
バーズアイ 発行人 宗近孝


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