野草の智慧
動物は生きるために必要な物質を自前でつくることができません。ですから、他の動植物を食べることで生きるための物質を得ます。そして、動物は植物が放出する酸素をもらって生きています。植物はエネルギー源となる物質を自前でつくります。その基本は太陽の光エネルギーを使って生きるという動かない知恵としての生き方です。これが光合成といわれます。光合成というのは、葉緑体で太陽の光エネルギーを電気エネルギーと化学エネルギーに変換して、空気中の二酸化炭素と水から炭水化物を合成する炭酸同化作用です。糖は炭水化物です。でんぷんは糖がたくさんつながったものです。水が分解される過程で酸素が発生し、二酸化炭素が固定されて炭水化物になるわけです。人間が一回の呼吸で吸う息は500ml、そこには酸素が100ml含まれています。吐く息に含まれる酸素は75mlで、吐くたびに25mlの酸素が減ります。こんなデータから3,000年で地球上の酸素はなくなるというSF小説がありました。しかし、まだ地球上には酸素があります。植物が酸素を供給し続けているからです。人間は1分間に15回呼吸をするのだそうですが、先のデータを使って計算すると1時間で22,500ml、重量で32gの酸素を吸います。この酸素を賄うためには10cm四方のトウモロコシの葉が700枚必要だそうです。植物の光合成と動物の呼吸が釣り合うためには莫大な葉がなければならないという、、、、、、詳しくフリーページにも記載しました。