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モラルに体当たり記

偶然と運命と必然

偶然と運命は似たようなもんである。
その違いは、偶然は日々起こることだけど、運命はそうそう起こらないってことだ。
なぜなら、運命は偶然が積み重なったものだから。

でも偶然は本当に偶然なんだろうか?
偶然とか運命とか思っていることって実は違うかもしれない。
それは本当はあなたが気づいていない誰かの努力かもしれないのだ。

たとえば、私はこの間、骨髄バンクに登録した。
そのきっかけは単純だった。
ある日たまたま骨髄バンクの新聞広告を見た。
その日の帰り、駅でチラシをもらった。
その日の「プロジェクトX」は骨髄バンク設立者の話だった。
運命を感じた。

しかし、その新聞広告は実は番組に合わせて入稿したものかもしれない。
当然チラシも「プロジェクトX」を見た後すぐに問い合わせができるよう配られたものかもしれない。
それは、偶然ではなく必然で、運命を感じさせることを狙ってやったことかもしれない。

そういうのをどう思う?
もしその意図を知ったとき、「運命じゃなかったんだ」ってがっかりする?
「あざといなあ」とか「騙された」って思う?

私は思わない。
むしろ、その努力、その心意気に感動して敬意を払うと思う。
「よくぞ私に運命を感じさせた!」と。

本当の偶然からなる運命を待つのもいいかもしれない。
そんな運命は最高にスペクタクルかもしれない。

でも、偶然からなる運命を待つより、
努力して必然にする人生の方が、美しいと、私は思う。



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