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今(さらながら)、 フロイト『精神分析入門』を読んでいます。
でもって、さらに今更ていうか、当たり前の発見なんですが、が、 この本ね・・・これね、読むのすっごく怖いよーーーーーー(泣)。 なぜかっていうと、この本で語られている事例と分析手法に、 自分に当てはめて考えてみるとですね、 すると・・・・・・・・。 うわあああああ△×■○▲×!!! あの時のあの行動にこんな意味があったのか! この行動ってもしやこんな心理を反映してる?! ってなことがいっぱいなんです。 しかも、それはあたってるんです! なぜって、『なぜそこまで断言できる?』って尋ねたくなる位、 (ていうか本書内でもフロイト先生ご自身で質問されていますが) フロイト先生ってば、自信たっぷりに、 『だって、そうなのです。』って断言してるんですもの。 ついでに、何十ページもの論証がついてくるんですもの。 20世紀の知の巨人、フロイト先生の論証力にかかれば、 私など赤子のようなもの。 たやすくフロイト先生の論証にはまってしまいます。 例えばですね、分析された結果に対して『そうではない』と 否定する行為そのものが、 その結果が正しいということを証明している、 なんてこと言われちゃうと、もうどうにも逃げ道がなく、 信じないわけにはいかなくなるじゃないですか。 きゃーーーーーん!!! ちなみに出た分析結果に関してですが、 内心があまりに美しくないことが判明したので、 ここには詳しくは書きません。ていうか、書けません(涙)。 『ああ、(やっぱり)美しくない心の持ち主なんだな』と、 (再)認識していただく程度でよろしいかと。 なお、「あまり」美しくないではなく、 「あまりに」美しくないと一応認識している点に注意。 だって、フロイト先生によると、書き間違い・言い間違いは 本人が否定したがっているが内心強く望んでいる心理を表すんですよ。 私は意識して「あまりに」と使ったのですが、 ここで私が間違えて「あまりに」という言葉を使ったのだとしても、 内心ではやっぱり「あまりに美しくない」と強く思っているいうわけで、 とにかく意識してようとしてまいと、どうしたって俺の心は、 「あまり美しくない」ではなく、「あまりに美しくない」になるんです。 ああまたしてもフロイト・トラップにはまってしまった。 恐るべし、フロイト・トラップ!! フロイト先生の本は、精神分析分野で使うよりも、 相手に絶対ひとつの答えしか与えないネゴ法とか、 そんな授業で教科書として使ったほうがいいのではないでしょうか・・・。
フロイトって、何でも性欲(又は潜在的な性欲)のせいだとするのではなかったっけ?
俺だって、そうでなくてももともとエロエロだし、「美しくない」自信があるわけなんだけどね。 (April 24, 2006 01:50:15 PM) |
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