2014/05/09(金)11:31
畳材料の高騰は畳業界をどう変えてゆくのだろうか?
本日は畳材料の問屋さんの定期訪問日。
話していると、材料の値段がまさにインフレ状態だ。
国産畳表は品薄状態ということと経済連のブランド力による高値奨励で高止まりのまま。
輸入表も国産につられてじわじわと聞くたびに値上がりしている。
畳床も発砲フォーム材が大幅な値上げの兆候、インシュレーションボード材も値上げ必死。
畳屋に対してせっせと品薄感をつくりだしている。
ということは畳床も今月末か、6月には値上げされそうだ。
需要と供給のバランスで価格が決まるなんていうのは机上の空論だ。
小さな畳屋は材料メーカーや問屋さんのいいなりだ。
そして粗利はどんどん削って凌ぐ。
当然、儲からない⇒たのしい経営はできない。
後継者としての子供たち若者に跡継ぎを奨励できないししない。
畳業は衰退への負のスパイラルに陥ってゆくのか?
業界は衰退するが厳選されて生き残る畳屋が新たな畳業を創り上げるのか?
この1~2年が正念場だ。