2019/07/18(木)23:10
むし界とひと界の境界づくりの試み
7月18日(木)
早朝、雨がまだ降っていない。7時、農園に行く。雨が降る前にヤスデ対策の工事を行う。
自然農法の難しいところは虫たちと人たちの共生だが、境界をつくることも大切なことだ。
もともと地球は虫たちの世界なのだ。そこに人間が住まわせてもらっているのだが、そこのところを忘れてしまっている。かと言って、農園の周辺に住んでいる方々にそれをわかってもらうことは傲慢だ。
雨になるとヤスデが水を嫌がってコンクリート擁壁を登る。
ヤスデは何もしないけれど嫌いな人には不快でしかない。今までも対策を講じてきたが農薬はひと雨で効果は消えてしまう。
考えた末に境界を設けることにした。
虫の世界と人の世界に2尺から3尺の境界をつくった。さらにここに大量のシリカゲルを敷設した。これで雑草の繁茂を抑制する。雑草が生えなければ虫もここに住まない。
さらに境界を溝状にすることで最初に水がたまり、虫が境界を出ないようになることを狙った。
・・・この雨後には結果が出る。