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カテゴリ:【ふるさと井原夢づくりプラン】
2月26日(土)晴れ
今日は「野生桃を育てて楽しむ会」の第2回、講習会「野生桃の種まき」に参加した。 昔、日本には野生桃が多く自生していた。しかし明治時代に中国からはいってきた「白桃」系の品種は野生桃に比べて大きくて甘いので栽培が広まり在来の野生桃は忘れ去られ衰退していった。白桃に比べると野生桃は甘さは負けるが薬効成分が高いと言われている。中でも井原町向町の岩野地区に自生していた野生桃は味が良かったらしい。 最期の1本が、偶然ではなく今日まで意識的に大事に守られてきた。この「岩野桃」の遺伝子を残し再生させて井原市に「桃源郷」を創ろうという壮大だロマンを掲げた取り組みが「野生桃を育てて楽しむ会」なのだ。 写真1:野生桃の種(1㎝×2㎝)と普通の桃の4分の一ほどの種だ。 写真②:ハンマーで種を半分に割って「桃仁」を取り出す。殻のままの種を植えても発芽率は10%ほどでほとんど発芽しない。そこで種の殻を割って桃仁を取り出す。 写真3:桃仁を軽く水洗いする。殻から出したままでは桃仁には発芽抑制物質が付いているので発芽率が悪くなるので水で洗い流す。 写真4:ポットに花の土を入れて指でひと関節ほど穴をあけて水洗いした桃仁を蒔き指でつまむように土をかける。 これを日当たりの良い屋外に置き、土が乾いたらたっぷり水やりをする。 数年後、岩野桃のお花見ができたら楽しいね。 未来に夢を感じられるプロジェクトは楽しいものだ。みんなで桃源郷を創りませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.26 15:32:44
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