2023/04/24(月)20:51
「地球を救う新世紀農業」吉田太郎 著
4月13日(木)晴れ
タイトル:地球を救う新世紀農業
サブタイトル:アグロエコロジー計画
著者:吉田太郎
発行:株式会社筑摩書房 / 2010年3月10日/185p
読書カウント2023:20冊目。
農薬や化学肥料を使わない自然と調和した農業「アグロエコロジー」の入門書。
石油が枯渇すれば、食糧危機が訪れる。私たちを包囲する食糧問題の噓をあばき、途上国から発信される持続可能な農業で石油にかわる「人類資源補完計画」を!
田んぼの学校・・・教えるのではなく圃場でのフィールドワークで答えへ導く体験型実習の途上国発の教育。川喜多二郎氏のKJ法の実践。
ヒンドゥー教の「調和」の教え、スバックシステム「幸せの三要素:人と人、人と環境、人と神様との調和」
虫と人とイネの共進化
虫と微生物と作物の共進化
モノカルチャー農業の生態系への悪影響
「ミートリックス」のエージェントたちの正体・神話を暴く
フランセス・ムア・ラッペ「小さな惑星の緑の食卓」・・・読んでみたいが図書館にない。アマゾンにもない。
先日読んだ吉田太郎氏「土が変わるとお腹も変わる」は近著だったが「地球を救う新世紀農業」は氏の原点にさかのぼった感じで興味深かった。
ロシアのウクライナ侵攻で世界情勢が化学肥料不足の今こそアグロエコロジーの普及を図るべきだと思う。