2023/07/12(水)10:59
税制を有効に活用して小規模農家を元気にしてほしい・・・零細農こそ自給率向上のカギ!
7月12日(水)曇り
インボイス問題を考えていて零細農家の耕作意欲の減退を実感した。零細農家がさらに零細になり自家消費だけの規模に縮小してしまうのではないか?それは耕作放棄地の拡大を意味する。耕作放棄地の増加を止められなければ日本の食糧自給率は減少こそすれ持ち直すことなど不可能だ。食料自給率は国の生命線だ。有事になれば食料が戦略的に閉ざされて軍事力以上の憂いとなる。
食糧自給率を向上させることは国としての安全保障の柱だ。そこで国は食料自給率を上げようと農地の区画整理をしたりスマート農業などを奨励するために補助金を投入する。しかしこの補助金は大規模農家など一定の規模以上にしか恩恵がない。これでは耕作放棄地は増える食糧自給率は下がるばかりだ。
そこで今回のインボイスの問題点によって気づいた耕作放棄地問題と食料自給率を改善するアイデアとして
「小規模農家を非課税にする」
「戦略作物の一定割合作付け&化学肥料・農薬不使用の農家に補助金を出す」
「耕作放棄地活用推進小規模農家グループの育成」など
予算ゼロ円あるいは少額の税金投入で自立しやすい小規模農家育成ができれば食料自給率の改善にもなり、環境保全にもなり、健康寿命を延ばし医療費削減にもなる。
インボイスで小規模農家を不安にさせるより無税にして大いに耕作放棄地を活用して地域活性に舵を切り食料自給率を改善して戦略的に強い国づくりを推進するという方がいっとういい。