井原線ふるさとじゃ～ナル

３月２６日（水）晴れ
　興譲館の「館祖お手植えの紅梅」が咲いていました。例年に比べると遅いが、ここ数日の夏を思わせる陽気で花開いたようだ。興譲館校門の扁額は館祖、阪谷朗盧と縁の深い渋沢栄一の揮毫によるもの。
　紅梅は気候変動を柔軟にやり過ごす。季節に逆らうことなく寒ければじっと我慢、あったかくなれば一気に開花する。館祖の教えもそのような意味があるのかも・・・。



※阪谷朗廬（さかたに ろうろ）1822（文政5）年～1881（明治14）年。漢学者、儒学者、江戸時代末期の教育者。興譲館初代館長。