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カテゴリ:文化財保護課
もうすぐ夏本番
寒さ対策(皮下脂肪と毛皮??)が完璧な!! 「かもしか系男子」の私としては、厳しい季節の到来です でも、今年はエコ生活! できるだけ節電に心がけようと思っています。 厳しくてもクーラーはがまん! 我慢 でも、暑いものは暑~い。 遠くの避暑地へも行けそうにない~ そんな私も涼しく過ごせる場所があります 『伊吹山のお花畑』(詳しくは薺さんの記事をご覧ください)や 鈴鹿の山深くにある鍾乳洞『河内風穴』(多賀町河内)も大好きですが、 JR醒井駅から歩いて5分で涼しい場所にたどり着ける 『中山道醒井宿』(米原市醒井)がオススメです。 【中山道61番目の宿場町『醒井宿』】 ここは清流「地蔵川」が流れる山間の宿場町です。 街道に沿って、中山道で唯一残る問屋場や大名が泊まった本陣跡、 旧醒井郵便局の洋館など、落ち着いた家並みが続いています。 【地蔵川のバイカモ】 そして、道ばたを流れる地蔵川に目を転じると、 涼しげな「バイカモ」が清流にゆれています。 「バイカモ」は漢字で書くと「梅花藻」。 【バイカモの花】 7月~9月頃には、名前のとおり「梅の花」によく似た可憐な白い花を咲かせます。 それにしても、澄んだ川の水ですね! 実はこの水、宿場の中の各所にある泉から湧き出したものです。 【居醒の清水】 中山道を行き交った旅人達の夏の乾きを癒したこの水は、 今でも美味しく飲むことができます。 味の違いを比べながら、古代の英雄「日本武尊」や平安時代の歌人「西行法師」など、 泉にまつわる歴史上の有名人の逸話に想いをはせるのも一興でしょう。 ところで、この水はどこからきたと思いますか? 実は、石灰岩の岩盤にしみこんだ水が永い年月をかけて岩を溶かしながら湧き出したものなのです。 【石灰岩の岩壁の割れ目から湧き出す西行水】 石灰岩地帯にできる鍾乳洞は、水脈が枯れて、洞窟となったものです。 だとすると!! 醒井ではただ今、鍾乳洞が形成中☆☆。 あと50万年ぐらい経てば、醒井駅の近所にできた鍾乳洞で涼めるかもな~ と、気の長いかもしか系男子は今から楽しみにしています。 (教育委員会 文化財保護課) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.29 14:44:15
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