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カテゴリ:文化財保護課
【浅井QP長政、久々に推参!!】 久しぶりじゃが、 ワシは最近、疲れているので、菊水飴を買ってきたぞ。 これじゃ! 【菊水飴】 菊水飴本舗(長浜市余呉町坂口)で、江戸時代からの伝統をまもって製造販売されておる。 【菊水飴本舗さん】 お店は北国街道に面しており、菊水飴は、ふるくから街道の名物として有名じゃった。 元禄年間(1688~1703)、京都・醐醍寺三宝院門跡の宮様が、 この飴の風味をたいそうほめられ、菊水の御紋の暖簾(のれん)をくださった! これじゃ! 【のれ~ん】 世界に二つとはない、ありがたいものじゃぞ。 また、宮様は、次の和歌を詠まれた。 つきせしな 千代の 久寿利(くすり)に 栄えける 黄金(こがね)のいろの きくすいの飴 菊水飴の名前は、この暖簾と和歌に由来するんじゃ。 また、次の逸話も伝わっておる。 参勤交代の帰路、福井藩2代藩主の松平光通公が 突然、腹痛をおこされたので、この飴をおすすめしたところ、 たちまちのうちにおさまったということじゃ。 以来、越前松平家ではこれを御用飴としてお召しになったということじゃ。 松平公はあまりのおいしさに、お腹が痛かったことを忘れてしまったということかな? 甘いものは貴重品で、昔は滅多に口に入らなかったから、 本当に腹痛が治ったのかもしれんのう。 今でも大根おろしといっしょに食べると、のどの痛いカゼによく効くといわれておる。 しかしな、もしかしたら、もしかするぞ。 醐醍寺三宝院門跡の宮様もそうじゃが、 「酒は百薬の長」よろしく、 薬と称して、おいしいものを食べることは、大昔から、食いしん坊の常套手段じゃからな。 ちなみに、菊水飴はコアユの飴煮や、ウナギの蒲焼きのタレにもつかわれておる。 ワシの薬はラーメンじゃが、今日は疲れたので、菊水飴を食べるとしよう。 ???・・・というこは、やっぱり薬かな? 語るに落ちたな、QP長政! それはともかく、 う~ん! これはうまい!おさえられた甘さがほどよいのう。 ううううううううう! あまりのおいしさに、変身してしまった! 【びわこ大QPナマズやで!】 【ちびキャッフィーとは、ちがうんやで~】(ここだけは月亭可朝ふうに詠んでや) そしたら、菊水飴も買うたことやし、しばらく旅にでようかな! Sightseeingやな。 (教育委員会 文化財保護課) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.12 08:30:33
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