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カテゴリ:文化財保護課
こんにちは!
かもしか系男子です。 この秋の文化財保護課はお城散策イベントのシーズン真っ盛り 最近は、QP信長さまの命を受け、土日も観城軒さんたちの与力を頑張っています こういう時ほど、人の頑張りに気づくものですね 街中で頑張っている猫を見つけました お客さんを呼び込んでいる道の駅の招き猫さん -塩津海道あぢかまの里-(長浜市西浅井町塩津浜) ところで、全国各地で見かける招き猫さんですが、 実は、滋賀県ととても深い繋がりがあります。 招き猫が最初に福を招いたとされる人物は、近江国の関係者!! なのです (※招き猫の逸話には異説もあります。) その逸話は、東京都世田谷区にある豪徳寺とお殿様にまつわるものです。 江戸時代の初め、 急な夕立に足止めされたお殿様が大木の下で雨宿りをしていると、 目の前の豪徳寺で猫が手招きしました。 不思議に思ったお殿様が猫に誘われて門内に入ると、 それまで彼が雨宿りをしていた大木に雷が落ち、 お殿様は猫によって九死に一生を得ました。 また、別の逸話では、 夕立の最中、お殿様が猫により門内に招き入れられたことから、 豪徳寺の住職の法談を聞くことができ、人生の師を得たとも伝わっています。 どちらのお話が本当だったのかは、今となっては知るすべもありませんが、 招き猫に最初に福をもらったこのお殿様は、 井伊直孝 彦根藩2代藩主です。 また、豪徳寺は井伊直孝によって、井伊家の菩提寺となりました。 【国宝彦根城天守】 彦根城は井伊直孝が城主であった元和八年(1622)に完成しました。 現在の彦根の繁栄は井伊直孝のおかげといえます。 福の神「招き猫」に愛された街 彦根!! そういえば、最近、彦根には有名な猫がいますね ☆ひこにゃん☆ 実は「ひこにゃん」、井伊直孝の招き猫の逸話がモデルなのです 平成19年に「ひこにゃん」が彦根城に住み始めて以来、 彦根を訪れる観光客は大きく増えました。 ひこにゃん関連グッズの売り上げは年間約8億円ともいわれています。 現代の招き猫「ひこにゃん」は 日々、彦根へ福を招き入れています。 (文化財保護課) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.12 08:35:12
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