日本のイノベーションのジレンマ クリステンセンのイノベーション理論
日本のイノベーションのジレンマ 破壊的イノベーターになるための7つのステップ を読んでみた。クリステンセンのイノベーションのジレンマを昔読んで感銘を受けたので、これも期待して読んでみたが、クリステンセンから直接学んだ人らしく、イノベーションの理論をちゃんと理解している人であり、読んで勉強になった。日本の事例が多く、理解しやすいと思うが、逆に近すぎて反発を覚える人もいるかも?ちょっと離れて、俯瞰するような感じで捉えるようにしないと、特に自分に関係ある分野だと余計な知識が判断の邪魔になることがあるので注意です。ちなみに専門家が持っている余分な知識が、まさにジレンマを引き起こす原因の一つですので、一旦白紙になって考えることは重要ですね。【楽天ブックスならいつでも送料無料】日本のイノベーションのジレンマ [ 玉田俊平太 ]価格:2,160円(税込、送料込)はじめになぜ、大手電機メーカーは不振に陥ったのか第I部1章 破壊的イノベーターだった日本企業2章 イノベーションとは何か3章 破壊的イノベーションとは何か4章 優良企業が陥るジレンマ第II部5章 テレビに見るイノベーションの歴史6章 ガラケーを破壊したスマートフォン7章 破壊するものだけが生き残るデジタルカメラ第III部8章 破壊的イノベーション 三つの基本戦略9章 アイディアを産み出すための「苗床」10章 ニーズ・ファインディング11章 グループによるアイディア形成の手法12章 破壊的アイディアの選定13章 破壊的イノベーションを起こす組織とは14章 破壊的企業の買収おわりに 「日本のイノベーションのジレンマ」を超えてイノベーションの理論もどんどん進化している感じですね。昔のクリステンセンのイノベーションのジレンマから続く3冊(4冊だったかも?)を読み込んで理解していたけど、もう一度読み直す感じで復習になります。