実験者:イノベーションの達人
イノベーションを行うには、情報収集の為に、プロトタイプを作成するなどして、実際に行動して情報を集める人が必要です。イノベーションの達人!で実験者に例えられている人のことです。私は失敗したことがない。1万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ。 - トーマス・エジソン「実験者」はイノベーターが演じる役柄のうち、最も古典的なものかもしれない。実験者に共通する資質は、ひたむきな努力を重ねる情熱であり、好奇心であり、思いがけない拾い物に気がつく柔軟性だ。彼らは初期の段階で小さな失敗をするのを何とも思わない。実験者はコンセプトをすみやかに言葉からスケッチにし、モデルにして、そして何よりも重要な成功の確実な新しい売り物にすることに喜びを覚える。イノベーションを達成する為には、実行する人がいることが大事ですが、特に実験者は先頭に立って、いろいろな可能性を行動により発見する人ってことのようです。しかし、この実験者に必要なものは、その資質よりも、環境(文化)だと思いますね。悪い環境では実験者が育つことはないし、よい実験者としての資質を持った人でも悪い環境ではその力を発揮することは出来ないでしょう。私はコンサルティングする会社のエグゼクティブに、すこしばかり「目を細めて見る」こと - つまり表面上の細かい部分は無視して、アイデアの全体像だけ見ることを推奨している。この「目を細めて見る」って表現は面白いですね。いうのは簡単だけど、実際難しいですけど・・・イノベーションの達人!