笑われるくらい大きな夢を持て!
これは、全国で約300店を展開するラーメンチェーンで東証一部の幸楽苑(http://www.kourakuen.co.jp/)の新井田傳会長の言葉である。(「日経ベンチャー」11月号より)新井田会長によると、ある程度の成功を手にするのにはどんな分野でも20年は掛かるという。その長い間、辛いことや苦しいことが沢山ある。だから最初に自分の夢をそれも「人に笑われるくらい大きな夢」を持ちなさいという。新井田会長も、最初は「福島県で一番の飲食店経営者」の夢から出発しそれが東北一そして日本一へと広がった。その夢の実現には、「鈍重」といわれれようが一歩ずつ粘り強く進んでいくことである。常識にとらわれ、すぐに結果を求める「インテリ」ではいけないとも言う。最近のIPO(新興)市場には、2~30代経営者による創業数年の企業が多く上場しているが、彼等も「笑われるくらい大きな夢」を持って果敢にビジネスに挑戦して成功を収めたことは認めなければならないだろう。但し、むしろ上場後の経営が難しいことは数年で消えていく企業もあることからもヒルズ族ら若手経営者は新井田会長の「成功まで20年」説を肝に銘じ、上場後の永続的経営にしっかり取り組んでもらいたい。創業者利得(キャピタル・ゲエイン)だけが目標では、ビジネス業界や社会からは受け入れられないであろう。(写真は横浜ラーメン博物館HPより)お知らせ) このBLOGは今日で廃止し、明日より「ビジネスの素http://ameblo.jp/ebisho/」 に移転します。長らくの愛読に謝々です。