2006/12/09(土)00:03
偉大なる詩人、河島英五さんと映画「ありがとう」
先日「たれぱんだ」さんがブログに書き込みをして下さった。私がネットを始めたばかりの頃に「心から心へ」という河島英五さんのHP?で御見かけした方だった。英五さんファンの方への思い遣りを感じて“うーん!凄い人だなぁー!”と思っていた。
今回のブログを書くにあたって「私の根本思想・・・という程の大袈裟なものではないかもしれませんが、根っこにあるものです 」と書いた中の英五さんの「てんびんばかり」の歌詞を引用させて頂いたので、来てくださったのかな?と思っている。(たれぱんださんは「てんびんばかり」という素晴らしいブログも御持ちなので、是非興味のある方は行ってみて下さい!)
今回「たれぱんだ」さんのブログで、あ!そうだ!!!映画「ありがとう」に行かなければ!と思い出した。この「ありがとう」という映画は阪神大震災と古市さんというプロ・ゴルファーの方を描いた映画でエンディングに英五さんの「生きてりゃいいさ」が流れるのである。
この映画は、今生きているのが切なくて苦しい人や側に居る人に感謝出来ない人?(本当はみーんなに、全ての人間)に特に観て欲しい映画だ!学校でも是非上映して貰いたい!(文部科学省選定の映画です)貴方の大切な人(恋人やパートナー、御子様)と一緒に見に行って観賞後に話しあって欲しい!命の大切さ・生きている事の意味や意義、色々と考えさせられる深い映画と歌です。
悩んだり苦しんでいる時に、光明が差し込む様な宝物の言葉が沢山散りばめられた、観終わった後に心の中が温かくなるとても良い映画でした。全編素晴らしく感動していた所へのエンディングでの英五さんの「生きてりゃいいさ」・・・英五さんの御声とメッセージが心と体全体に染み渡りました。(温かくて力強い)今の世の中に必要で大切な伝えたかった事・・・阪神大震災の復興の為に「復興の詩」というコンサート?を為さっていた英五さん。映画の御話は古市さんの御話なのですが私は赤井さん演じる「古市さん」を見て河島英五さんを感じていました!!!
河島英五さんを知ったのは、高校生の時で今回のブログの最初にも書かせて頂いたのですが・・・その高校生の時に英五さんのコンサートに参りました。地方の公民館で観客は私を含め6~7人だったと記憶しています。なのに英五さんは私達の為にギターの弦が切れるまで何曲も何曲も熱唱して下さった。どんな時も誰に対しても誠実で大きくて温かくて優しい人だなぁー!と感じ胸が熱くなりました!
私は哀しい映画が苦手で本当は英五さんの曲がエンディングでなければ絶対に観には行かなかっただろう。しかも、今回忙しさに紛れて上映を確認していなかった為に「たれぱんだ」さんの書き込みがなかったら見逃してしまっていた事だろう。感謝とお礼を伝えなければ・・・。
「生きてりゃいいさ」
君が悲しみに 心を閉ざしたとき
思い出してほしい歌がある
人を信じれず眠れない夜にも
きっと忘れないで ほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
※ 喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって 行くのさ※
手の掌を合わせよう ほら温もりが
君の胸に届くだろう
一文なしで 町をうろついた
野良犬と呼ばれた若い日にも
心の中は夢で埋まってた
火傷するくらい 熱い想いと
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
( ※ くりかえし )
恋を無くした 一人ぼっちのきみを
そっと見つめる 人がいるよ
きみにありがとう とてもありがとう
もう会えない あの人にありがとう
まだ見ぬ僕に ありがとう
今日まで僕を 支えた情熱に ありがとう
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
( ※ くりかえし )
手の掌を合わせよう ほら温もりが
君の胸に届くだろう
英五さんの詩(歌詞)はどれもとても温かくて素晴らしいのですが、歌(曲と共に)として聞くともっともっと心に沁みて感動します。是非、英五さんの歌声を聞いてみて欲しいです!!!
私達は「生きてる」のではなく「生かされている」のだというテーマを是非、肌で実感して来て下さい!映画と歌の偉大さをこの文では充分には伝えきれていないと思います!貴方の為にの「お勧め!」です!(上映が今ギリギリ終了直前だと思われるので、場所により違うかも知れませんが?お早めにどうぞ!)