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以前私のサイトで「バカの壁」の話をしたんだけど、凄いことになってます。解剖学者の養老先生の著書で、新書だから、そんなに売れるもんじゃないんだけど、普通は。それが、何と、174万部も売れたんだって! ただでさえ出版業界は低迷しているし、この手の本はせいぜい10万部も売れれば御の字でしょう? それがベストセラーもダントツ一位でしょ、たぶん。。
そしたらね。「バカ」って言葉の入った著書がガンガン出始めたよ。「バカの壁」にあやかろうって魂胆だね(爆)。そんなに「バカバカ」いわれたら、飽きるってもんだよ。 養老先生自身も多分びっくりしてるんだろうな。彼はたくさん本を書いてるし、学者にしては面白い書き方をするし、独断的ではあるけど、鋭い個性的な考え方を持ってる。私はもう4、5冊読んだかな。 新書っていうと、教養書っていうか、なんかこむずかしいってイメージがあって、今までは一部の人間しか読んでなかったらしいけど、最近柔らかくなってきちゃって、よくいえば取っ付きやすくなったね。ただ、内容が「~~する方法」みたいな『ハウツーもの』はダメだね。ハウツーものは駄作が多い。みんな生きにくくなってきたから、辛い状況を打破しようと、こういう`『ハウツーもん』を読むんだろうけど、そういうので人生救われたって人、いるのかな? はなはだ怪しいね。 昔は科学者の本なんて、とても読んでも意味不明、っていう感じが強かったけど、最近は科学者もセンスある。下手な小説読むより、科学本読んだ方が面白い、というのが私の感想。 前にも書いたけど、糸井重里さんと脳科学の先生の対談本である「海馬」という本、あれは素人でもなんでもすごく楽しく読める。絶対お勧め。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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