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鉄道ジャーナリスト加藤好啓のblog 国会審議集

2017.03.24
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みなさま、こんにちは。
本日も国鉄があった時代、昭和49年衆議院運輸委員会の国会審議をアップさせていただきます。
こうして見ると、国会議員の質問が結構意地悪なんですよね。
どうでもいいことというか、重箱の隅を突くような質問が多い、そんな気がします。
今回も、新幹線における騒音振動対策費について質問しています。
国鉄における新幹線騒音問題は、その後計画されていた新幹線による夜行新幹線を潰す結果となりました。
実際の計画では深夜帯にかかることは殆ど無く、名古屋付近は大幅なダイヤ乱れが起こらない限り深夜帯に新幹線が走ることは想定されていなかった。
それは別の話題なのですが、結構新幹線騒音問題の話題を細かく質問しています。

> 加藤(六)委員 「新幹線公害国鉄が具体策」「買い取り・防音推進」ということでいろいろ出ておりますね。あの十兆五千億の工事費の中に騒音対策というのは、局長、たしか八百億ぐらい入れてあったと思うのですが、あれは十カ年間で八百億であったのですか。それとも三年間、あれは五十一年、五十二年ごろまでに八百億は使うというつもりで十兆五千億の中に入れてあったのですか。どういう御判断ですか。

正直、800億の予算をどう使うのかと言う質問で、これに対しては下記のとおり鉄道監督局長は回答しており既存新幹線の改修費であることを認めています。
その費用は2年で800億と言う巨額でした。
>秋富鉄監局長  再建期間中におきます工事規模と申しますものは大体十兆五千億を考えておるわけでございますが、この中で現在すでに営業いたしております新幹線、すなわち東京-岡山間の公害対策といたしまして八百億を計上しておった次第でございます。これにつきましては四十七年の十二月に環境庁長官からの勧告もございまして、その対策といたしましてはおおむね五十年ないし五十一年にこれを達成するという考えでございまして、八百億と申しますものはこの間にそれを工事費に充てるという考えでございます。並びに新しくつくる新幹線につきましては、大体その五%を公害対策ということに考えておる次第でございます。

元々の質問の主旨では、政府が国鉄の運賃値上げを半年ずらせるための法案審議に対して本当にそれが良いのか?と言うところにあったと思うのですが、そうした意味では今後も政府にひりまわされるようなことが有ればこうした計画も色々な問題を起こすのではないかと言う趣旨の質問をされているのでしょうが、あまりにも重箱の隅をつついているような気もします。

*************************以下、国会審議録になります。*****************
○加藤(六)委員 鉄監局長がちょっと触れられ、また副総裁も少し触れられたわけですが、私はこれから個別に少し突っ込んでお聞きしてみたいとも思っておったんですが、基本計画――もちろん副総裁がお触れになりました経済社会基本計画の見直しがまだ行なわれてないわけだから、長期収支の問題についての抜本的に手を加える要因にはならない、こうおっしゃったんですけれども、昭和四十八年の、去年のあの時点における問題と、すでに今日いろいろな問題で再建計画に疑問が投げつけられております。先ほど鉄監局長がお触れになりましたけれども、たとえば人件費のアップ、われわれはあの計画の五十一年までは一二・三%という読みをしておりました。四十八年度自体においても、すでにそれに対する狂いは相当出て、たしか五百八十何億というものに対する特別な処置をせざるを得なくなった。したがって、あの長期収支計画における人件費の増という問題はどうなるかわからない、あるいは物件費の伸び率あるいは物価のアップ率というものも相当考慮はいたしておりましたが、卸売り物価が安定しておる時点における長期収支の計画を入れておったわけであります。あの時点からことしのきょうの時点に至るまでの物価の狂乱というものは非常に激しいものであります。そうすると、そういう問題が収支計画にどういう影響を及ぼすか、あるいはまた、工事費において十兆五千億という内容を相当厳重に、きびしく当委員会において――当委員会ですよ、当委員会において追及し、それが十兆五千億という金額は適当であるかどうか、またその投資金額がはたして国鉄再建のためにどうなるのかという問題等も議論いたしました。ところが、昭和四十九年度の予算における工事量の押えという問題が現実には起こってまいりました。この問題が再建計画にどういう影響を及ぼすんだ、その他一つずつ先ほどの「長期収支試算前提」というものから見ていっても、その間の狂いというものは何やかんやで私があげるだけでも十三項目ぐらいあると思うわけであります。その内容をとにかくいま言ってもどうかと思うわけでございますが、けさの新聞にたとえば「新幹線公害国鉄が具体策」「買い取り・防音推進」ということでいろいろ出ておりますね。あの十兆五千億の工事費の中に騒音対策というのは、局長、たしか八百億ぐらい入れてあったと思うのですが、あれは十カ年間で八百億であったのですか。それとも三年間、あれは五十一年、五十二年ごろまでに八百億は使うというつもりで十兆五千億の中に入れてあったのですか。どういう御判断ですか。
○三池委員長 ちょっと御注意申し上げますけれども、机の前にあるマイクは、これは拡声用じゃなくて記録用ですから、どうも速記もしにくいし聞き取りにくいようだから、御答弁は少し大きな声でお願いします。
 秋富鉄監局長。
○秋富政府委員 再建期間中におきます工事規模と申しますものは大体十兆五千億を考えておるわけでございますが、この中で現在すでに営業いたしております新幹線、すなわち東京-岡山間の公害対策といたしまして八百億を計上しておった次第でございます。これにつきましては四十七年の十二月に環境庁長官からの勧告もございまして、その対策といたしましてはおおむね五十年ないし五十一年にこれを達成するという考えでございまして、八百億と申しますものはこの間にそれを工事費に充てるという考えでございます。並びに新しくつくる新幹線につきましては、大体その五%を公害対策ということに考えておる次第でございます。





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最終更新日  2017.03.24 20:24:13
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