人つ神降り夜行 SF長編小説の楽しみ方
電子書籍版の長編SF小説です。タイトルや巻名のつけ方からしてもとてもそそられるものがあるので、まず冒頭の部分がタダで読める無料版から読み始めて見事にそのSF世界観に引き込まれていきました。地球に何かが起こって地上に住めなくなったと思わせる記述から始まる。物語の時は新暦548年となっているので、そのような大事件はだいぶ過去に起こったことがわかる。徐々に地下世界の様子が物語の進行とともに明らかになっていくが、かなり複雑でついていくのに苦労するが、それがこSFの面白さでもある。このSF本を読むためにiPhoneに楽天KOBOのアプリをダウンロードした。iPhone で読むのは思ったよりも快適だ。そんなに機能があるわけではないが通勤電車で読書するにはぴったりだ。しかも価格が100円というのは画期的。こんなに手軽に読めるだから、今後、電子書籍が紙の本を電子書籍に移したというだけでなく、電子書籍だけで流通していくことになるだろう。いや、すでにそうなっており、それを私が知らなかっただけだったわけだ。その手軽な出版形態である電子書籍の中から新しい書き手が生まれていることもわかった。この「人つ神降り夜行」の作者・新戸皆鳴もその一人だろう。なかなかの書き手なのであるいはどなたかのペンネームかもしれない。そいう楽しみ方もある。<あらすじ> 新暦548年。出和で整備士として勤務している九敷縁司はいつものように家庭用遠隔給電器の修理に向かった。それは簡単な仕事のはずだった。しかしそこでの発見によって思いもよらない事件へと巻き込まれていく。人つ神降り夜行 一ノ巻 現ノ書