.     47歳今まで中途半端に生きてきたけど,この歳になって「今から医者になる」と決意しました

2018/01/11(木)18:56

BNP値:レベル4からレベル2へ

闘病と肉体改造・・・明日のために(119)

心臓のカテーテル手術後の経過を診るため 退院後、初めて病院へ行きました。 そもそも、心筋梗塞だった(!)ことを知るきっかけは 知り合いの内科医が私の顔色を見て 「一度、俺んとこで検査をさせろ!」との 半ば強引な申し出がきっかけでした。 その結果、普段はノーマークで検査すらした記憶がない 「BNP値」の異常値が発覚したことです。 下の表は「日本心不全学会」のHPをもとに分類した BNP値の「閾値:評価」です。   心疾患の有無心不全の重症度専門医による 診察・治療18.4pg/dl未満基準値どちらとも 言えない慢性の心不全はない場合によっては必要40pg/dl以上~ 100pg/dl未満要観察どちらとも 言えない慢性の心不全による症状は ないことが多い場合によっては必要100pg/dl以上~ 200pg/dl未満要精査・要治療心疾患あり多くは無症状の心不全一度はあった ほうがよい200pg/dl以上~ 500pg/dl未満専門医による 治療が必要心疾患あり心不全の可能性あり専門医による 治療が必要500pg/dl以上厳重な治療が 必要心疾患あり重症心不全入院も含めて厳重な 治療が必要 勝手に上から 18.4未満(基準値)⇒「レベル0」 数値が空いていますが、18.4~40未満⇒「レベル1」 40~100未満(要観察)⇒「レベル2」 100~200未満(要精査・要治療)心疾患有り!⇒「レベル3」 200~500未満(専門医による治療が必要)心疾患有り!!⇒「レベル4」 500以上(厳重な治療が必要)心疾患有り!!!⇒「レベル5」 とレベル名を付けています。 当初、ノーマークだった心臓の何らかの疾患が疑われた時点での 私のBNP値は、なんと「300」を超えていました。 「レベル4」(心疾患有り!!)です。   ・・・それでも自覚症状ゼロ!だった。   主治医曰く、「痛みに耐えきれず普通なら間違いなく救急車を呼ぶ」   ぐらいの病状だったようですが・・・ その後、カテーテル手術でステント(コバルトクロム製のコイル) を血管に埋め込んだ直後は「220」まで下がり 本日の検査では「60.4」まで下がりました。 それでもまだ「レベル2」では有りますが・・・ ただ、それに伴って想定されてはいましたが 薬剤による作用で ・PT高め・・・これは血液の固まりやすさの目安  現在血流を良くするため「血液サラサラ薬」を服用しているので  これは当然の結果。 ・入院生活のためか「中性脂肪」増加 ・「尿酸値」も高め ・そして、一番懸念された「クレアチニン値」が  とうとう「2」を超えて「2.21」まで悪化! この数値が増すと腎臓の濾過機能が低下した証で 行き着く先は「人工透析」です。 これだけは避けたいところです。 糖分、カロリー、塩分、タンパク質、脂肪分 などなど制約の多い食生活を甘受しているのは ひとえにこれ以上健康を蝕まれず生きていきたいがため。 毎日9種類の薬を飲んでいますが、 今回、腎臓の濾過機能を補助するため 「非常に評判の悪い薬」(主治医曰く)を 新たに追加されました。 ↑左にはみ出ているスティックコーヒーのような奴が 今回追加された「評判の悪い薬」 評判の悪い理由は ・飲みにくい ・食間服用  (食事をしながら・・・ではない!食事と食事の間、比較的空腹時の意味) ・下痢、あるいは便秘しやすい ・比較的高価 との事。 それでも、藁をもすがる思いで服用させていただきます。 それ以外の「9種類の薬」は、 朝1回(と言っても、変則勤務のため昼食後ですが) 飲めば良いのですが、いちいち袋から9種類出していると どこかへ飛んで行ったり、 「あれ?これ飲んだっけか?」と残量を数えたり 何かと面倒くさいので ↓こいつを買ってきました。 日曜日ごとに、1週間分小分けすれば飲み忘れも 紛失(?)も防ぐことが出来そうです。 結果的には、「まだまだ予断を許さない状況」との事で 今週末に控えたセンター試験は、    ドクターストップ となり、今年の受験戦線は「不戦敗」となってしまいました。 応援してくれている方にはただただ 「申し訳ありません」としか言いようがありません。 本日は、1日休暇を取ったので 病院から帰って、返す刀で眼科へも行ってきました。 6年ぶりぐらいの「眼底検査」です。 以前なら「瞳孔を開く薬」を使ってしか検査が出来ず 車で行くと、数時間「目が見えるようになるまで」 車内で安静にしていないと帰れませんでした。 医療機器や技術の発達はすごいもので、 最新の眼底検査マシンは「ちょちょいのちょい」で 以前の4倍の細かい広域まで調べることが出来ちゃいます。 眼底検査の結果は「特筆すべき異常なし!」 で、ほっといたしました。 なんせ、ノーマークの心臓ですらこのザマなのですから 15年以上前からマークしている「糖尿病三大合併症」 の「失明」(糖尿病網膜症)「糖尿病神経障害」「糖尿病腎症」 は、常に頭から離れない恐怖の存在なのです。 ほっとしたせいか、タガが外れて 一口羊羹と甘納豆を買ってしまいました。 その隣の本屋さんで、 「日本史&世界史並列年表」という 面白そうな本も買いました。 そういえば最近、ネット以外の「普通の本屋さん」で 本を買うのは久しぶり。 活字中毒の私は以前は、帰宅途上に必ず本屋に寄って あの時間と空間に身を浸さないと1日が終わらないぐらいでしたが 肝心の本屋さんが、1軒減り、2軒減り・・・ 今では通勤途上に(多少迂回しても)本屋さんが存在しません。 残念だけど、しかたないんだろうなぁ。

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