.     47歳今まで中途半端に生きてきたけど,この歳になって「今から医者になる」と決意しました

2023/09/27(水)19:52

明日のために

事務長日記(14)

​​腹膜透析を開始して 1カ月半になります。 日によって除水量(「注入した透析液」-「排出した透析液」の量) が安定せず、体調もパッとしません。 体内に異物が留置され、本来存在しないはずの場所に 常時「2000㎖」もの液体を抱えているので 身体が慣れるまでは何かとしんどい・・・ と担当医からは言われています。 「そのうち慣れるか・・・」 と思ってはいても、  ・いつ  ・どの程度 状況が良くなるのか、という確たる保証もなく 「良くなる、楽になる」ことが「標準」だという 安易な希望を抱いていては、 毎日毎日、何も進展しない! 現状を「標準」と受け入れて 良くなればなった分だけラッキー♪ と考えることにしました。 そうでないと、 1日1日があまりにも無為に過ぎてしまい、 ただでさえ、健康余命いくばくか? と案じている身としては、 24時間24時間が過ぎ去っていくのが あまりにも勿体ないのです。 ということで、 現状の体力・気力で 「出来ることをひとつずつ」 (結局、俺様の人生これの繰り返し・・・) と言い聞かせて過ごします。 「いつになったら楽になるんやろ?」 と不安に苛まれて結局1日を無駄に送りよりも 例え全盛期の半分以下、あるいは2割3割しか できなくとも、積み重ねれば、 な~んにも出来ない1日の連続より はるかにマシ!!! と、 己さえ何とかきばれば、何とでもなる我が身とは異なり、 現在運営している「放課後等デイサービス&児童発達支援」 には、登録児童が30人になりました。 転向した子や、完全に学校に行けなくなった子などを除いて 現在25人の児童がやってきます。 (週に1日、2日の子もいれば、ほとんど毎日くる子、様々) この子たちは、程度の差こそあれ 基本的には「発達障がい児」として自治体に登録されています。 ADHD、LD、ASD・・・ それぞれの境目は無く、複数の要素を抱える子もいます。 知的障がいを抱える子もいます。 このこらのそれぞれの特性を鑑みて、 少しでも「生きずらさを緩和する」ことを一番に考えています。 ただ、一部ではありますが、 この子らをとりまく「家庭環境」に 少なからぬ問題が有る場合もあるのです。 流石に家庭にまでは口出しできませんし、 子供さんの教育方針などもとやかく言えるものでもありません。 それでも、1日のうち数時間は一緒にいるのですから ここで、彼ら彼女らに「何か」を伝えたり、 何らかの「方向」を示したりすることは出来るはず。 設立して4年で、ようやく「単月黒字」になり、 このまま現状維持していけば、 借金も返済できるし、何とかやっていけそう・・・ と思っていましたが、 この仕事の性質上、 「単月黒字」=「利用者満杯」=「新たな児童受け入れ不可」 という構図になってしまいます。 「何のためにこの施設を作ったのか?」 という初心に帰り、 「新たな児童も受け入れる」⇒「もう1か所施設を作る」⇒「借金増える」 を覚悟して、今に至ります。 自分自身が「障がい者手帳」を持つ身になり、 つくづく感じることは、「今の日本に生まれた感謝」と 「社会への恩返し」です。  偉大な発明をしたり  世紀の大発見をしたり なんてことは、無理としても せめて、自分の目の届く範囲の子供たちに 少しでも、「何か」が出来れば・・・ と、全盛期の2~3割程度の能力(実は、それ以下?なのか?) を使い切っていこうと思います。 どうせ今まで借金まみれの人生だったんだし、 今更、借金増えたところで、もともと。 毎日のおまんまさえ有れば、 特に欲しいもんもないし、 5年後、10年後までそこそこ元気で生きて 今の子供たちが成長した時に少しでも 「何か」有れば・・・ その為にゃ、 多少身体がしんどかろうと、 除水量が不安定だろうと、 生きて、動ける限りは、 前のめりに・・・

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