|
カテゴリ:カテゴリ未分類
大魔神から二人目の話を聞いた僕。
戸惑いながらも、正直わくわくした。 リトルと過ごした今までの子育てをもう一度出来るとは、なんてすばらしい!! でも、ひねくれものの僕は最初はあまり期待しないようにした。 大魔神は高齢とは言わないまでもそれなりに年齢が高いし、なんといっても9年ぶりの妊娠。 リトルのときとは条件が違う。 何かあったときのショックを軽くするための、クッションのようなつもりでいた。 12月に入り妊娠12週の頃、休日に仕事中の大魔神からメールが入った。 「出血した」 切迫流産だった。切迫流産は受精卵がうまく子宮にとどまれず、出血とともに流れてしまう。 ショックのないようにとは思っていたが、やはりなんだか寂しい気持ち。 大魔神のほうがその気持ちは大きいと思い、気遣う。 リトルがいてくれるという精神的な安定も大きい。 大魔神「大丈夫だったけど、絶対安静だって。」 診察が終わった大魔神の超音波写真を見ると、しっかりと受精卵が映っている。 なんだか強い生命力を感じた。 新しく生まれてこようとする命がそこにある。 今は、妊娠16週目。 危機を乗り越えて、安定期に入ってきたところ。 日をますにつれ少しずつ期待が高まっている。 無事、元気な赤ちゃんが生まれてくれますように。 妊婦であることを理由に、ソファからほとんど動かないで命令だけをだす大魔神を見ながらそう思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月11日 06時29分52秒
|
|