2009/08/26(水)14:53
HEATHEN(ヒーゼン) ~ スラドミ09特集 その1(1) ベイアエリア・スラッシュ・メタル
HEATHEN 『BREAKING THE SILENCE』(1987/Combat Records)
・Song-List:
01.Death by Hanging
02.Goblins Blade
03.Open the Grave
04.Pray for Death
05.Set Me Free (Sweet cover)
06.Breaking the Silence
07.Worlds End
08.Save the Skull
♪HEATHEN - Open The Grave / Death By Hanging (live 2008)
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=xtXKsKuAw74
※画像は悪いが音質は良い。VoのDaveがイイ声出てます。
*「しまった~レッドカーペット録り忘れてた~
また嫁さんに怒られる~!」というような感じのジャケ。
って自分の事か?
しばらくぶりのupですが、7月のアタマに上司の一人が出社拒否して以来、
お盆休みどころか土日すらまともに休めず、だいぶご無沙汰してました。
その間、生まれて初めて胃カメラを飲む羽目になったり...orz
さて、来月のスラッシュ・ドミネイション 09まで一ヵ月をきってしまいましたが、実は…
今年は自分も9/19(土)のスラドミに参加します!!
当日にクラブチッタまで行かれる皆さんは見つけても石をぶつけたりしないで(?)
一緒に楽しみましょう...って誰だか分かんないですよね。
その近くになったら何かしらまたお知らせしたいと思います。
っつーワケで、スラドミ特集その1として、個人的に一番好きなんだけど
一番マイナー(失礼!)と思われるHEATHENをとり上げてみたいと思います。
さて、今回のHEATHENですが、元々はANVIL CHORUS(*ベイエリア・スラッシュの
バンドとしてカナリ古い歴史を持つらしい)のGt、ダグ・ピアシー(残念ながら
再結成した現在のHEATHENには不参加)、元METAL CHURCHのDrだった
カール・サッコ、旧ソ連(現ロシア)から亡命してきた(?)Gt、リー・アルタス(現在はEXODUSにも
掛け持ち参加しているため、とてもハード・スケジュール!)の3人が中心となり
84年頃に結成。
87年に当時ベイエリア・スラッシュの登竜門的存在だったレーベル”Combat Records”
より『BREAKING THE SILENCE』でデビューした。
この手のジャンルにしてはメロディアスなハイトーンVo、バッシーンバッシンとキレの良いドラム、
ダグとリーの2人のギター・ワークがスリリングな掛け合いを功を奏し、そこそこ評価
されたものの、当時はTESTAMENTやEXODUS等のそこそこ売れていたバンドが
"Speedy,Rough and Wildな若さにまかせた勢いのあるメタルを売りにしていた
風潮があり、比較的ミドル・ty-ンが多く、当時としては複雑なことをやって
いたHEATHENがワリを食ったような形でイマイチ売れなかった。
これは、METALLICAをクビになりMEGADETHを結成して見返してやろうと意気
込んでいたデイヴ・ムスティンが掲げていた"インテレクチュアル・スラッシュメタル"に近い、時代を
わずかに先行してしまったような印象を感じる。実際、リーはマーティ・フリードマン
に決まる前にムスティン本人からMEGADETH加入のオファーがあったという。
2nd『Victims Of Deception』(1991)リリース時には、DrとBaがチェンジしたものの
サウンドに大きな変化はなく曲名もそのものズバリの「Heathen's Song」という
名曲も残している。
♪HEATHEN "Heathen's Song"
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=YyeyhF2GQi0&feature=related
また、毎回アルバムにはカヴァー曲も1曲収録されており、1stには他のバンド
(SAXON,Vince Neil等)もカヴァーしているSWEETの「Set Me Free」を2ndには
RAINBOWの名曲「Kill The King」を演っている。
♪HEATHEN - Set me Free (SWEET Cover)
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=XoJc1LxEym0&NR=1
♪HEATHEN - Kill The King (RAINBOW Cover)
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=ri2TI9i0rCg
次回、スラドミ特集第2弾、KREATOR(クリーター)を予定。