あるマスコミ関係者の告白

2007/01/18(木)02:37

琉球島流し(1)那覇は荒れ模様

旅行生活(50)

今年の年末最後は少々早目にオフィスから雲隠れし、家族サービスで沖縄へ島流しの刑である。海外も検討されたのだが、さすがに生後六ヶ月の赤子が一緒では大変だろうと、オフシーズンで空いてる冬の沖縄に落ち着いたのである。(そういえばトイモイ氏も3月頃に沖縄ラビリンスツアーに出かけていたっけ) 伊丹から沖縄に向かう機内。ムスメ2号が号泣して周囲に迷惑が及ぶことを心配していたが、壁にバシネット(ベビーベッド)を付けてもらったお陰で、機内では7割がた寝てくれた。とはいえ、ミルク飲ませたりオシメ替えに行ったりと、慌しくしているうちにあっという間に沖縄到着。めんそーれ。 那覇空港に着くと雨。レンタカー屋で今回の旅の足トヨタの「bB」を借りて、まずは市内をウロウロ。いきなりヒドい天候で、最初は小雨だったのが徐々に暴風雨と化し、レンタカー屋で借りた傘が突風でバラバラにへし折れる(最初からなかったことにして、こっそりコンビニのゴミ箱に捨てた)。おかげで、ちょっとその辺を歩いただけで頭からグショ濡れ。出だしから鬱陶しいスタートである。 少し買い物をしてからホテルに向かったが、夕方の那覇市内の道路はなぜか大渋滞。おまけにカーナビが嘘つきで、目的地付近まで来たところで右だ左だ、いややっぱり右だなどと無駄にぐるぐる回遊しているうちにすっかり日も暮れる。ホテルに着いてからもさらに雨脚は激しくなってきたが、このままでは大事な一日があまりにも無駄に終わりそうなので、気合を入れ直して、土砂降りの中、タクシーで夜の街に出た。    国際通り付近で降り、定番の「牧志公設市場」をひやかす 。あちこちの魚屋で「うまいから買え買え」と青や赤の大きな魚を熱心に勧められるが、通りすがりの旅行者にそんなこと言われてもどうすりゃいいのよと思いつつ2階フロアに上がると、なるほど買った魚は2階に立ち並ぶ食堂で料理して出してくれるシステムであることをはじめて知ったよ。めんそーれ。 晩飯は、この2階にある食堂で食べることに。家族で座敷の長テーブルの一画を占拠し、生ビールとともに、豆腐チャンプルー、ゴーヤの味噌炒め、ミミガー、グルクンの唐揚などなど沖縄定番メニューをいただく。何軒かある食堂のうち一番空いている店に入ったのだが、やがてどの店も客でごった返す賑わいになる。見たところ、店内は地元の親子連れや旅行客などが入り乱れており、長テーブルの我々の横では修学旅行の高校生たちが、どデカイ魚の料理を囲んで盛り上がっていた。めんそーれ。 そんなグシャグシャの状態を眺めながらビールを飲んでいるうちに、ようやく旅行に来た感じがしてちょっと愉快になってきたよ。めんそーれ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る