あるマスコミ関係者の告白

2007/04/09(月)00:08

アメ横の海鮮丼

食生活(61)

そういえば2月頃に日帰りの東京出張があり、珍しいことに行き先は御徒町(おかちまち)であった。メインの用件は某クライアントの新製品発表会への出席で、発表会自体は午前中に終わってしまった。この日はやや時間に余裕があったので、同行した営業部長と一緒に、少し街をブラついてみた。 御徒町といえば、「アメ横商店街」。正式には「アメヤ横丁」で、御徒町駅から隣の上野駅までを結ぶ山手線高架のすぐ西側に伸びる長さ400mの商店街である。なぜ「アメヤ」というのかについては、かつて米軍払い下げ品を安く売っていたからとか、飴を売る店が多かったからとかいろいろ説があるようだが、本当のところはよく知らない。ただ、昔歩いたときには、確かに米軍払い下げ品を売るアーミーショップが目に付いた記憶はある。 久しぶりに歩いてみると、アメリカ的な匂いというのはよくわからない感じで、どちらかと言えばどこか東南アジアの空気に近い。特に横の小路に入ったりすると激安系やコピー系など雑多な衣料品店が所狭しと軒を連ねていて、香港とかタイとかの市場によく似た風景である。歩いている途中に何やら人だかりのしている一画があり、近づいて見ると、通りに並べたテーブルで海鮮系の丼を食わせる屋台営業風の店で、テーブル席は一杯で空席待ちの列もできていた。有名店なのか、なんだか旨そうに見えたので、ちょうど昼飯時ということで我々もここでランチにすることにした。 店頭に貼ってある写真つきのメニューを見て注文するのだが、マグロ×ホタテ、ウニ×イクラ、マグロ×ホタテ×イカ、ネギトロ×イカ×サーモン、中トロ×ネギトロ×月見、といった具合に丼の具材のバリエーションがとにかく多すぎて、とても選びきれない。というわけで、メニューにあるのかないのか知らんがとにかく食いたいネタの組み合わせを注文係のお姉さんに申し伝える。 ワタシの注文:「中トロ×ホタテ×ネギトロ×イクラ×サーモン丼」。味は…うーんなんとも言えんが、まぁこういうのは雰囲気重視ということで。

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