あるマスコミ関係者の告白

2007/06/21(木)16:44

「塩バニラ」の誘惑

食生活(61)

先日、某百貨店の企画の打合せをしているテーブルの上に、メンバーのひとりである装飾デザイン会社の女社長Nさんが、バラバラとサイコロを振った。何事かと思ってよくみるとそれはサイコロではなくて、「チロルチョコ」であった。しかもこれは、新製品の「塩バニラ」!ちょうどタイムリーなことに、近頃コンビニのレジ横に積まれているのを横目で見ながら、チョコレートジャンキーのワタシとしては、少々気になっていたところだ。 四角いホワイトチョコを噛むと、ジャリジャリと確かに塩の粒の食感が。しょっぱいけど、甘い。いわゆる「対比効果」というやつで、スイカに塩をかけるとより甘く感じるのとまったく同じ原理であるが、人工的な甘さのチョコレートに塩というのは、ひと際甘さが引き立つ感がある。そのうえこちらは「塩バニラ」、バニラもどきのマシュマロというか白いグミのようなものが中に入っていて、これがまたグニュニュと不思議な食感である。 その後、この妙な食感に味を占めたワタシは、オフィスの近所のコンビニ店で見かけるたびに大量に買い占めているので、その店だけ局地的に「塩バニラ」の売上が突出していてPOSデータに異変が起きているに違いない。 袋で買うと100円で10個入りなのだが、バラ売りで買うと1個20円と倍の値段。チロルチョコは10円じゃないのか? それにしても、最近はお昼時のOLさんが買っていく姿もよく見かけるようになった。 バニラソフトの周囲を塩粒の結晶がまるでスワロフスキーのクリスタルのようにキラキラ光るイラストで、オフィス街のOLの心をくすぐるのである。 ふたつに切ると、中からこのように純白のマシュマロが顔を出す。 ちなみにこの商品、西日本のみ先行発売。東日本は、7月に入らないと発売しないようである。 詳しくは、チロルチョコ株式会社

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