カテゴリ:世相
2020年を振り返ってみます。
![]() 暮 ら し 何ら大きな変化はありませんでした。元来、外出があまり好みではありませんので、コロナ騒動も生活のリズムを壊すまでには至っていません。朝は、猫の「マルちゃん」と寝床で一緒です。ただ、1月に優秀な頭脳の持ち主でスポーツマンの後輩が急逝し、18年ぶりに再会した友人の旦那様が5月に亡くなる悲しい出来事がありました。嬉しかったことは、何といっても1月に行われた同窓会でした。楽しいことの後には残念ながら逆波もあるものです。波を乗り越えられるかが課題となります。 ![]() 菜 園 家庭菜園も休むことなく続けています。4区画で作付けしています。 A地 30坪 B地 50坪 C地 20坪 F地 100坪 2020年は、ここ15年くらい続けてきた「黒豆」の栽培を中止しました。2年間、収穫がゼロだったからです。大納言小豆は続けています。来年は、天文に力を入れるために、A地とC地の50坪を止めようと思っています。25%の減反です。150坪もあれば、充分です。 天 文 天文の趣味のこれまでを振り返ってみます。 【2018年】 2018年の1月、天文に目覚め、何の知識も持ち合わせないまま、ネットで機材の選定、購入をしました。メインの鏡筒は、Vixenの SD81sと、Celestronの Edge HD800、赤道儀はAdvanced VX と Skymemo S でした。その年は、一眼レフカメラやCMOSカメラや極軸望遠鏡の操作などを学習しておわりました。 【2019年】 2019年は、鏡筒としてMAK127とBKP150が、赤道儀にEQM35 ProとOnStep(Althiba)改造GP2、GPD2赤道儀、そしてAZ-GTiが加わり賑やかになりました。操作の方は、LEDの人工星を使ってM-GENとPHD2のオートガイドを徹底的にたたき込み、PoleMasterの極軸合わせをマスターできました。撮影の方は、月面撮影とその画像処理をはじめて実行することが出来ました。 【2020年】 いよいよ本命の星雲撮影の年になるはずでしたが、そうは問屋は卸しませんでした。難題は、対象物の導入操作です。星を鏡筒の視覚の中に入れる「アライメント」操作が苦手の自分は、その操作を避ける方策をずっと探っていました。昨年末、ASiairを操作して撮影対象物が何となく鏡筒のど真ん中に導入され、ビックリした覚えがあります。ど真ん中に導入された仕掛けが、Plate Solvingだと理解するには時間がかかりました。 ■ Astroberryをマスター Plate Solvingを勉強してゆくと、焦点距離が長いとASiairではSolvingが失敗するという記事が目に付きました。ASiairの小さなラズパイ3B+には、詳しい星図データが入っていないことが理解できるようになり、ASiairと同様の原理に基づいているAstroberryとの出会いがありました。今年に入り、このAstroberryにジャブを出していましたが、いっこうに理解が出来ませんでした。意を決して、その時点で勝手にAstroberryの第一人者と思い込んでいたある人物に、Astroberryの教えを乞うべくメールを打ちました。返事は何と「有償で」とのことだったので、教えてもらうことを断念し、自分で勉強するとの返事を送りました。後日、どうしたことか、その人物がこのブログに対する誹謗中傷の記事を公開するという非常に残念な体験もしました。 そんな中、Astroberryの勉強は順調に進み、日時とロケーションのGPSからの取得から始まり、Astrometry星図データのインストール、カメラの操作、そして最終的にPlate Solvingをマスターすることが出来ました。 ![]() ■ 惑星の直接導入と撮影 AstroberryのPlate Solving機能を使ってMAK127鏡筒のど真ん中に土星や木星を導入できるようになり、簡単に惑星の撮影ができるようになりました。 ![]() ■ シュミットカセグレン鏡筒の光軸調整 MAK127を使い、月や惑星の撮影を楽しむことが出来ましたが、もう一段解像度を上げようとEdge HD800を持ち出すことになりました。そして月に鏡筒を向けたところ、なんと「ボケボケ」。2年前に副鏡のネジをBob's Screwに置き換えて、そのままにしていました。一応、一等星を導入して光軸調整は実行しましたが、ボケは治っていません。現在、急遽Howieレーザーコリメーターと、ホログラフィックアタッチメントを購入して光軸調整の勉強をしています。ミラーシフトも何となく理解できるようになりましたので、クレイフォード・デュアル・フォーカサーも発注しているところです。 ■ 残念だったところ 何と言ってもネオワイズ彗星を観測できなかったこと。雨が多くて、お目にかかれませんでした。火星も惑星撮影には間に合いませんでした。ただ、霧降高原での火星の赤味は怖いくらい鮮やかでした。 2021年は、星雲撮影と Edge HD800 の稼働を成功させることが目標です。Askar FRA400 も発注しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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